全然造詣が深くないが、好きな人にこだわってその世界の真髄を垣間見ていきたい。
音楽=モーツアルト
昔小林秀雄氏のモーツアルトの手紙やゴッホの手紙が大好きであった。2006年モーツアルト生誕200年祭の折に突如思い立ち、ウイーンとザルツブルグを訪ね、生まれて初めてオペラを3つ観賞した。マグダレーナ・コジェナーという一流のメゾソプラノを間近に聴いて以来、オペラフアンになってしまった。今は毎日ラジオモーツアルト等で楽しんでいます。
数年以上前に、ヒトと教育の会会長の九州大学名誉教授の井口潔氏が60歳から始めたピアノで確か80歳の時にアイネ・クライネ・ナハトムジークを演奏されたのを聴いて、ずっと自分もやりたいと思っていたが64歳の今自習で始めて4カ月。苦闘しています。
絵画=櫻井陽司
銀座の画廊で自宅展示用の絵を探した際、アート・ロベで見た櫻井陽司氏の絵に惹かれた。「パンとワイン」の制作余話も興味深く思い切り入手した。1915年新潟の刈谷から上京した知る人ぞ知る油絵画家。その後も少しずつ増やし今5点保有していますが今後も親しんでいきたいと思っています。
思想=空海
私が若い頃高知で4年過ごした際、四国88か所のうち50か所位回った。僧の唱える般若心経を初めて聞いた時は大変心地良かったものだ。空海が若い時修行したという室戸の洞窟も見た。その後中国の西安に行った際、空海ゆかりの青龍寺に行き、槐の数珠を購入し今も大切にしている。高野山へ電車で1時間半の地が終の棲家になったのも何かの縁だと思っている。
9月5日高野山へ20数年ぶりに行って来た。奥の院や金剛峯寺・根本大塔を巡って、南無大師遍照金剛を何回か唱えて来た。帰りに槇とシャクナゲを購入。槇は義母の仏壇前に、シャクナゲは麓の高野街道の宿場町だった三日市の住宅地の庭で育ててみます。今後、じっくり高野山の歴史も少しずつ調べていきます。