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	<title>owljiiの素人談義 &#187; 国際情勢</title>
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	<description>あうるじいのしろうとだんぎ</description>
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		<title>イスラエル旅行と、その後知った事</title>
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		<pubDate>Wed, 25 Dec 2013 00:53:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[owljii]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[中東]]></category>
		<category><![CDATA[総論]]></category>

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		<description><![CDATA[＜はじめに＞ 今の世界情勢に多大な影響力を及ぼすイスラエルの実像を少しでも観たい、行けば何かが分かるだろうと思 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: 16px;">＜はじめに＞</span></p>
<p>今の世界情勢に多大な影響力を及ぼすイスラエルの実像を少しでも観たい、行けば何かが分かるだろうと思い、２０１３年２月末から１０日間行って来た。旧約聖書も新約聖書も読んだ事は無いが、３つの宗教の聖地エルサレムに行きそのイロハも知りたかった。行って見ると思いがけなく美しい風景や、豊富美味な食事も良かったが、何といっても古代から現代に至る壮大な歴史・宗教の渦巻が強烈であった。旅行中やはり実力のある凄い国だと思うようになっていった。ただ他の旅行先の時は、帰国後１カ月程で旅行記も無邪気に纏める事が出来たが、イスラエルだけは何かまだ本質的な理解が足りな過ぎると感じ何も書けなかった。歴史・宗教についても知識不足だし、政治・軍事状況は錯綜しているので表面的知識だけでは不十分で、余程良く見極めないと安易に語れない問題も多く、帰国後に知識の確認や補充が必要でした。10か月経過してようやく最低限の情報の整理と自分なりの納得が出来たので現段階の到達点として纏めて、やっと辿り着いた基礎的判断材料としておきたい。</p>
<p>折しも、最近イスラエル中銀のフィッシャー前総裁が来年２月にＦＲＢの副議長になるというニュースがあった。サマーズやバーナンキを指導した人らしいが、ユダヤ金融資本主義が裏で世界を支配しているという風説がまるでその通り表に現れたようなニュースだ。金融や政治についてちょっと知れば、世界は我々一般人の想像を超えたレベルで極く少数の権力者への集権化が進んでいる事が見えてくる。日本でも日銀の株主、日本の株式会社の株主構成や提携先を見ればおぼろげながら実態が分かってくるし、具体的事例を探して挙げる材料に事欠かない。又、日米欧のマスコミを支配していて僅かでもその実態への言及や批判を封じ込めようとしている。しかし、少人数の権力者集団が銀行、軍事力＆検察・警察を握りながらマスコミを通じ情報統制を強化しようとしている実情を全て覆い隠す事は難しいだろう。現在米国ドル・石油本位制による単独覇権維持が難しい微妙な局面を迎え、激しい角逐が続いている事を知る人も少なくない。この問題の根底と今後の見通しを把握するのに良い考える材料を提供してくれる国がイスラエルだと思う。今回見た事・知りえた事を繋ぎ合せ、複雑極まりない世界の歴史・宗教・政治軍事状況に強い影響を与えているイスラエルが一体どんな国か、その一端でも正しく認識して、その力に圧倒されるだけでなく日本の美風・大切なものは何なのかを再確認して守っていく手掛かりにしていければ良いと考えている。</p>
<p><span style="font-size: 16px;">＜旅程と概要＞</span></p>
<p>第１日　関空→トルコ航空でイスタンブール経由テルアビブへ<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_07631.jpg"><img class="wp-image-1211 alignleft" title="ﾍﾞﾝｸﾞﾘｵﾝ" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_07631-e1387891134259-150x150.jpg" alt="" width="70" height="70" /></a><br />
・テルアビブ　空港は賑わっていた。玄関口にベン・グリオン初代首相の像がある。直ぐに空港から北へ走行したバスの両側はずっと菜の花が一面に群生していて、美しかった四万十川や宇佐神宮の川岸・指宿等の菜の花程鮮やかではないが、これだけ連綿と長く続く菜の花畑を見るのは初めてで、本当に綺麗な国に良い季節に来たものだと感激した。</p>
<p>第２日　テルアビブ着→アッコー→ハイファ泊<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0011.jpg"><img class="wp-image-1209 alignleft" title="ｶｲｻﾞﾘｱ海岸" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0011-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0028.jpg"><img class="alignright  wp-image-1212" title="円形劇場跡" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0028-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a><br />
・カイザリア　テルアビブから北へ４０ｋｍの所にある紀元前後、初代ローマ皇帝アウグストゥスに従っていたユダヤのヘロデ大王が築いた街で、ここからペテロ・パウロがローマへ向かいキリスト教の布教を始めたとの事だ。美しい地中海が眩く目に飛び込んできて海岸の間近にある円形劇場跡や導水橋跡等を見ながら散策し、春風を楽しんだ。<br />
・アッコー　　交通の要衝にあるこの街は歴史上十字軍とイスラム等の攻防・戦闘が繰り返された小高い眺望の開けた丘にある。十字軍の要塞も残っていた。現在は残存パレスチナ人が1/3居住しているが高い所はユダヤ人、低地がアラブ人と居住地が分かれているそうだ。オスマンの旧市街は世界遺産になっているが通過しただけだった。<br />
・ハイファ    　地中海沿いの港湾工業都市で建国以前から大規模な港があった。第1次中東戦争（1948～49年・パレスチナ戦争ともイスラエルは独立戦争とも呼ぶ）の激戦地。直近では2006年第2次レバノン戦争でレバノンから多数のミサイルが着弾した地だ。<br />
見晴らしの良い斜面に建つ世界遺産バハーイー教の世界センターにも立ち寄る。信徒数は189ヶ国46の属領に公称600万人。布教国数ではキリスト教に続き世界で二番目。モーゼ・キリスト・モハメット・釈迦・ゾロアスター全てが啓示者とする宗教もあ<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0077.jpg"><img class="alignright  wp-image-1213" title="ﾒｷﾞﾄﾞ" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0077-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a>るのだ。</p>
<p>第３日　ハイファ→メギド→ナザレ→ガリラヤ湖畔泊<br />
・メギド　　　古代の有力都市国家であり、聖書から解釈するとこの地がイエス率いる光の勢力とサタンや反キリスト的集団による闇の勢力が最終決戦を行うハルマゲドンの地だそうだ。紀元前15世紀のエジプト・トドメス3世とカナン軍等多くの戦いの舞台だったところ。<br />
・ナザレ　　聖母マリア受胎告知の街。受胎告知教会と聖ヨセフ教会や、イエスが初めて水をワインに変える奇跡を起こした！というカナの婚礼教会をゆっくり見学した。</p>
<p>第４日　ガリラヤ湖畔<br />
<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0308.jpg"><img class="alignleft  wp-image-1219" title="パンと魚の教会" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0308-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a>・パンと魚の奇跡の教会　二匹の魚と五つのパンをイエスが奇跡をおこして5000人に食べさせたという「パンと魚の奇跡」 (ヨハネ 6章5～13節)の教会は丘の上の小さな美しい教会でした。キリストは水をワインにしたりパンや魚を増やす奇跡を起こした事になっているのか！イスラエル旅行中ずっと世界各地からの年間800万人というクリスチャンの巡礼者等で溢れ返っていたのに驚いた（危ない国と思っているのは日本人だけ？）が、ここでもアフリカの団体等皆本当に嬉しそうに記念写真を撮っていた。（蛇足→私の家に櫻井陽司の「パンとワイン」の絵があり、毎日眺めています）<br />
・山上の垂訓教会　新約マタイによる福音書第５章から７章にある、キリストが山上で弟子たちと群集に語った教えの地で山上の説教と言うそうです。ここからガリラヤ湖を眺めながら花々の咲く中を1時間程下る知る人ぞ知る散策路は心地よく至福の時でした。<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0222.jpg"><img class="wp-image-1218 alignright" title="山上の垂訓教会" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0222-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a></p>
<p><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_01931.jpg"><img class="wp-image-1217 alignleft" title="ｶﾞﾘﾗﾔ湖畔" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_01931-150x150.jpg" alt="" width="81" height="81" /></a></p>
<p>・ゴラン高原　　ゴラン高原といってもその南端の中腹でガリラヤ湖からすぐの所です。鮮やかな赤色の野生のケシが至る所に点在して咲いていて怖いイメージとはかけ離れた美しい高原でしたが、道中の藪の中にシリア軍戦車が放置されていました。<br />
・ガリラヤ湖　　静穏な湖を遊覧船でゴラン高原等を眺めながら30分程回遊。爽やかな船上でパン粉に寄りくるかもめと遊びました。<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0268.jpg"><img class="wp-image-1220 alignright" title="ゴラン高原・けしの花" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0268-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a></p>
<p>第５日　エリコ→クムラン洞窟→エンケボック泊<br />
道中ガリラヤ湖の下流でキリスト教信者の洗礼の様子を初めて見ました。<br />
・エリコ　　　紀元前8000年に周囲を壁で囲った街が出来、世界最古の街とも言われ標高は海抜マイナス２５０ｍという。旧約の預言者ヨシュア記で、ヨシュアがカナン人を攻め、エリコの街を占領しようとして7日目に角笛をふいたら城壁が崩れたので侵攻して破壊したという話があるそうだ。ここが小室直樹氏がユダヤ教の本質について述べる時に良く引用するあのヨシュア記の舞台なのか。<br />
・クムラン洞窟　　クムランの遺跡は死海の近くにあり、洞窟から死海文書（死海写本）が発見（1947-1956)された。この発見によって聖書テキストが時代を経てどれほど変遷しているかの確認が可能になったとの事。死海文書以前に知られていた最古のヘブライ語写本は925年頃書写のアレッポ写本だったが、それを千年も遡ったのだから「二十世紀最大の考古学的発見」と言われているそうで、その洞窟を麓から遠望した。<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0355.jpg"><img class=" wp-image-1221 alignright" title="クムラン洞窟" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0355-e1387892692607-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a></p>
<p title="ティトゥス">第６日　マサダ要塞→死海浮遊体験→エンケボック泊<br />
<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0405.jpg"><img class="alignleft  wp-image-1222" title="ﾏｻﾀﾞ要塞" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0405-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a>・マサダ要塞　<span class="st">死海西岸近くの古代ローマ・ユダヤ属州時代の<em>難攻不落の要塞</em>で</span>2001年世界遺産に。エルサレムに次ぐ人気の観光地でロープウエイで頂上の要塞に上る。ユダヤ人全滅の悲劇を再び繰り返さぬようイスラエル国防軍の入隊式がこのマサダ頂上で行われ国家への忠誠を誓う式典の様子は日本でも報道されている。66年にティトウス率いるローマと戦争が始まり70年にエルサレムが陥落した後、逃れたユダヤ人967人がエルアザル・ベン・ヤイルに率いられてマサダ要塞に立て籠もった。ローマ軍１万５千人がこれを包囲し2年近く抵抗したが73年に遂に陥落した。その直前にユダヤ人たちは「投降してローマの奴隷となるよりは死を」との記録を後世に残す為の2人の女と5人の子供を除いた全員が集団自決した。73年のローマ軍による破壊後は長い間その所在が分からなくなっていたが、1838年にドイツ人研究者が発見した。砂漠の真ん中の切り立った岩山の頂上から見渡す風景は壮大＆異様で、そこで見聞きする歴史の壮絶さにと共に息を飲むしかない。忘れられない強烈な印象に残る場所でした。<br />
・死海　死海での浮遊体験は宿泊するロシア系経営のホテルの裏口からすぐ行けるプライベート・ビーチで、浮遊は本当に面白かった。最初2～3回ひっくり返るが、慣れると手でかくと面白いように後ろに進む。ミネラルが多くリウマチにも良いという事で体の水分が不足してくる限度近くまで楽しんだ。去年ヨルダン側の死海を楽しんだ若い女性が、この浮遊体験をする為に又わざわざ来たというのも理解出来た。夕食後のショーにはロシア人（系ユダヤ人？）ダンサーが出演していて、イスラエルはロシア系ユダヤ人が多い事が実際に良く分かった。<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0416.jpg"><img class="alignright  wp-image-1223" title="死海" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0416-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a></p>
<p>第７日　マムシット→テルアビブ→ヤッフォ→エルサレム泊<br />
・マムシット　　古代ナバテア人の隊商都市で世界遺産。折よく近くで放牧ラクダ10頭程がのんびり砂漠の雑草を食んでいた。ヨルダン側と国境に関わりなく暮らしていたベドウインの生活の一端に触れる事が出来たが、多くは追われていなくなったそうだ。<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0470.jpg"><img class="alignleft  wp-image-1224" title="ﾗｸﾀﾞ" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0470-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a><br />
・ベエル・シェバ　ネゲブ砂漠最大の２０万人弱の都市で建国以来アラブ諸国・ソ連・エチオピアからの入植者で成長。この砂漠のオアシスの街の近くにある世界遺産のアブラハムの井戸へ。紀元前1000年以上前に掘られたものとの事で中を覗いて来た。<br />
・テルアビブ　　バウハウス建築の白い美しい建物がある世界遺産で４千軒もあるという。ナチスが権力を掌握した1933年以降東欧、ソ連等から難民として流入した中に建築家・建築業者・職人が多くいたとの事だ。代表建築はロスチャイルド大通りに多かった。</p>
<p><span style="font-size: 16px;">&lt;３つの宗教の聖地エルサレム＞</span></p>
<p>夕方エルサレムに向かう。標高８００ｍの小高い丘にある為道中は上りが続き、ここでも途中に第4次中東戦争のアラブ軍のタンクが放置（展示？）されていた。ユダヤ人が住む西エルサレムとアラブ人居住区であり旧市街を含む東エルサレムがあり、東エルサレムはパレスチナ自治政府も領有を主張し、パレスチナ独立がなった場合の首都と規定している。行くまではイスラエルの首都はエルサレムと思っていたが国連は認めていず、テルアビブを首都としているそうで意外であった。第1次中東戦争でヨルダンの支配下になったが、第3次中東戦争でイスラエルが占領し、東西エルサレムは一つの市となった。古代イスラエル・ユダ王国の首都でもあった地だ。</p>
<p>第８日　聖地エルサレム観光→エルサレム泊<br />
<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0651.jpg"><img class="alignleft  wp-image-1225" title="嘆きの壁" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0651-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a>・嘆きの壁           紀元前10世紀頃既に神殿があったが、紀元前20年ヘロデ大王時代に大改装したエルサレム神殿の外壁のうち、現存する西側の部分を指す。神殿はユダヤ教で最も神聖な建物であった。７０年にユダヤ人の反乱がありティトゥス率いるローマ軍により鎮圧される。この時エルサレムは炎上し神殿は破壊され西壁のみが残った（エルサレム攻囲戦）。その遥か後の1967年の第3次中東戦争でイスラエルが神殿の立つエルサレム旧市街地を占拠して、やっとユダヤ教徒はエルサレムへの立ち入りが許されるようになったとの事で、それまでの約1900年間ユダヤ教徒は自由に嘆きの壁に来て祈りを捧げることはできなかったのだ。「嘆き」とは神殿の破壊を嘆き悲しむために残された城壁に集まるユダヤ人の習慣を表現している。ここでお祈りするユダヤ人は<span class="st">黒い<em>帽子</em>に黒いスーツ・長い髭を伸ばす超正統派（ハレーディー？）と思われる人達が多かった。皆旧約聖書を片手に</span><span class="st"><span class="st">真剣に</span>お祈りをしていた。他宗教の旅行者も</span><span class="st"><span class="st">並んで</span>キッパーを借りて嘆きの壁に触れる事が出来たが、</span>男女は別々だった。嘆きの壁の上はムスリム地区に属し、神殿の丘と呼ばれるかつてのエルサレム神殿の跡で、ここには<a title="イスラム教" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%95%99">イスラム教</a>の聖地アル＝アクサ・モスクやイスラーム建築の傑作とされる岩のドームが建っている。岩のドームにはムハンマドが旅立ったという伝説があり、地下には最後の審判の日にすべての魂がここに集結してくるとされる「魂の井戸」がある。<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0528.jpg"><img class="alignright  wp-image-1227" title="銀のドーム" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0528-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a><br />
<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0527.jpg"><img class="alignleft  wp-image-1226" title="岩のドーム（黄金のドーム）" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0527-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a>・岩のドーム　　イスラム教徒は672年にアル＝アクサー・モスクを、692年には岩のドームを神殿跡に建て、同地をメッカ、メディーナに次ぐイスラーム教の3番目の聖地とした。この美しい金のドームはイスラム教徒以外は立ち入り禁止で入れなかった。エルサレムの聖地の真ん中にまだイスラム教の聖地やモスクがある事は全く知らなかったが、この聖地の中心を巡ってユダヤ教徒とイスラム教徒との紛争は現在も続いている。イスラエルがこのモスクを取り除きたいと思っていていろいろな動きがあるようだが、今後この推移を注意深く見守りたい。<br />
・地下道　　　　イスラエル王国の3代目（在位紀元前971年～931年）の王ソロモン時代の地下水道を見た。長く続くすれ違うにはやや狭い水道は至る所で補修工事が行われていた。時間が足りず途中で引き返したが、往時の繁栄が偲ばれた。<br />
<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0696.jpg"><img class="alignleft  wp-image-1229" title="オリーブ山から" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0696-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a>・オリーブ山　　エルサレム旧市街からキドロンの谷を隔てて東にある丘陵。イエスがエルサレム滞在中に最後の夜を過ごし（ルカによる福音書21:37）捕えられる前に弟子たちに最後の祈りを捧げた場所とされる（マタイによる福音書24:3など）。その北の山麓にはゲツセマネの園がある。本当に多くのキリスト教徒が訪れる聖地で旧約聖書のセガリヤ書においても、最後の審判の日に神があらわれ死者がよみがえる場所とされているそうでユダヤ人の聖地でもあり、大混雑していました。<br />
・ヴィア・ドロロ－サ　イエスが十字架を背負って総督ピラトの官邸（プラエトリウム）から刑場のあるゴルゴダの丘まで歩いたとされる石畳の道だ。共観福音書では途中でキレネのシモンがイエスに代わって十字架を背負ったと書かれている<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0557.jpg"><img class="alignright  wp-image-1230" title="ｳﾞｨｱﾄﾞﾛﾛｰｻ　①" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0557-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a>が、ヨハネによる福音書ではイエス自身が最後まで背負ったことになっているそうだ。ヴィア･ドロローサという名称は、その道中に味わったイエスの苦難を偲んで名付けられており、ヴィア・クルシス（via crucis/十字架の道）とも呼ばれている。ピラトに裁かれ、有罪で鞭打たれ、倒れ、悲しむマリアと出会い、シモンに十字架を担いで貰い、顔を拭いて貰い、又倒れ、婦人に話しかけ、3度目に倒れ、衣服を剥がれ、十字架が立てられ、息を引き取る、といったそれぞれの留（中継点）で足を止めながら、上り勾配の道のりを歩んだ。<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0579.jpg"><img class="wp-image-1231 alignleft" title="ｳﾞｨｱﾄﾞﾛﾛｰｻ　②" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0579-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a></p>
<p><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_06601.jpg"><img class="alignleft  wp-image-1236" title="パレスチナ自治区壁" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_06601-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a>・ベツレヘム　パレスチナ自治区内（ヨルダン川西岸地区）にある。人口３万人の街だが２０００年以降、殆どのキリスト教徒は移住してしまい１％しかいないそうだ。イスラエルの入植地と、２００５年より建築を始めた分離壁によって土地を奪われ（市域の15%とも6割以上ともいう）またエルサレムへはイスラエルの検問を経由しなければならない。私達は許可証のあるバスで分離壁の中に入ったが、中はそれまでと一変して貧しい雰囲気が一目瞭然だった。観光バスの駐車料金が６倍位に跳ね上がり高いそうで駐車車両もそれ程多くなかった。それでもパレスチナ人にとってこれが限られた有力な収入源となっているそうだ。この分離壁の行き来を巡って射殺されたり、乗り合いバスの乗客をユダヤ人とアラブ人と分離する話が出ているそうで、一挙に楽しい観光から現実の厳しい争いの一端を眼にし、考え込まざるを得なかった。</p>
<p><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0681.jpg"><img class="alignleft  wp-image-1237" title="生誕教会" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0681-e1387894373722-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a>・ベツレヘム内にある聖誕教会はルカ福音書によるとヨセフとマリアがベツレヘムに赴き、そこでイエスが生まれた。宿に泊まれず幼いイエスを飼い葉桶に寝かせたが、天使が羊飼いに救い主の降誕を告げたとの事。その後ヘロデ大王の追及から難を逃れガリラヤ湖畔へ移住したとの事だ。ここは２０１２年にイスラエルの反対に拘わらずパレスチナ自治区最初の世界遺産に選定されたが、キリストの生誕した地の教会がそれまで世界遺産で無かった事の方が不思議です。日本でもクリスマスの日に生誕教会は貧しい地区に取り残された形なので補修もされずかなり傷んでいるが、ようやくパレスチナ側主導で補修への動きが出たと報道されていた。</p>
<p>第９日　聖地エルサレム観光→午後イスタンブール　→　第１０日　関空へ<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0722.jpg"><img class="alignright  wp-image-1228" title="オリーブの樹" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/12/IMG_0722-150x150.jpg" alt="" width="80" height="80" /></a><br />
・聖墳墓教会　　エルサレム旧市街（東イスラエル）にあるキリストの墓とされる場所に建つ教会。ゴルゴダの丘はこの場所にあったとされる。<br />
・万国民の教会とゲッセマネの園　ここから旧市街を望むと中心に岩の（金の）ドームが良く見えた。ここの庭には樹齢２０００年の幹が大変太いオリーブの木が多く残っていて樹の好きな私はもっとゆっくりしたい所だったが時間が足りず、沢山写真を撮って来た。<br />
・イスラエル博物館　イザヤ書の死海写本（複製ではなく現物）が地階に展示されていた。４０００年前のヘブライ語で書かれているが、今のヘブライ語と殆ど変らないので高校生の学力があれば殆ど読めるという説明を受け、驚嘆した（実際はそれ程では無いとの指摘もあるが）。ヘロデ時代のエルサレムの模型もあるそうだが充分見る時間が無かった。ここは再訪したい所だ。</p>
<p><span style="font-size: 16px;">＜イスラエルが大切にしているもの＞</span></p>
<p>周囲をアラブの国々に囲まれ１次～４次の中東戦争を経て現在の国境線となったイスラエルだが、それ以降もパレスチナ問題を抱え、イラク戦争後もシリア内戦、イランの核施設問題もあり国防問題は大変だと思う。その中で必然的に以下の３つが現在のイスラエル政権にとって重要なのだそうだ。</p>
<p>１．食料（と水）<br />
・食料事情<br />
ガリラヤ湖南岸の最初の共同村デガニアというキブツで２泊した。キブツはイスラエル独特の社会実験で歴史上最大の共同体運動のひとつとされ、国内約270か所にあり約10万人の構成員がいる。ロシアから来た初代首相ベングリオンや女性首相メイア等の政治家も輩出した組織だ。現在のキブツは工業やホテルもやるようになり普通の街とあまり変わらないとの事だが、今回宿泊したホテルも簡素で合理的でとても良い雰囲気だった。食事もそこで採れた新鮮な野菜・果物が豊富でガリラヤ湖の魚も出たが調理も良く、大変美味だった（旅行中どこへ行ってもほぼ同様）。イスラエル建国の中心は帝政ロシアを逃れて来たユダヤ系ロシア人で、まず農業から始めたようだ。現在食料は英国や中欧・ロシア等にも輸出され食料自給率はほぼ１００％との事だ。日本の食料自給率のあまりの低さと好対照である。自国の農業を軽視し、こんなに低い自給率を更に押し下げる可能性の強いＴＰＰで更に大量栽培・飼育の、農薬等に塗れた食料品輸入拡大に応じようとする日本の官僚や政治家が多いのには本当に呆れ果てる。産直で無農薬（または無農薬に近い）の食材のおいしさを知らない人達が多過ぎるのだ。<br />
・水<br />
ガリラヤ湖は大変美しいが琵琶湖の1/3程度の大きさしかなく、その水が人口720万人程（現地で入植者が増え800万人程に増えていると聞いた）の殆どの人の水源となっているそうでここが生命線なのは分かる。シリアと戦ってゴラン高原を取ったのも水の確保も大きな目的の一つらしい。日本人は水が豊富なのでタダと思っている事を不思議に思ったり羨ましいと思うのも本当に頷けた（最近はまだごく一部だけだが海水の淡水化を実用化しているらしいが）。流入する水量も減り死海の水位低下も続き、紅海から海水を流入させようという古くからのプロジェクトも又実現に向け検討されだしたと話題に上り始めている。</p>
<p>２．核（と軍事）<br />
・核<a title="核拡散防止条約" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E6%8B%A1%E6%95%A3%E9%98%B2%E6%AD%A2%E6%9D%A1%E7%B4%84"><br />
核拡散防止条約</a>（NPT）には加入していないイスラエルだが核保有国である事は公然の秘密で、ウキペディアでは80発と書かれているが、現地では300発程度と耳にした。7日目のネゲブ砂漠<span class="st"><em></em>ディモナに</span><span class="st">ネゲブ核<em></em>研究センターがあるようだが勿論完全非公開なので、その横をバスで通過する際も時速１２０ｋｍの高速で走り抜けなければならなかった。</span><span class="st">いずれにせよ欧米とイランとの歴史的和解への動きにも拘わらず</span><span class="st"><span class="st">、イスラエルはイランの核保有に繋がるウランの濃縮には猛反対で、</span>核施設への先制攻撃も辞さずの姿勢をまだ崩していない。一方</span><span class="st">米国主導のイラン敵視策が解体に向かっている中で、サウジアラビアとイスラエルとで「イランの倒し方」でなく「米覇権が低下する中で、両国がどうやって国家存続していくか」の話し合いが始まっているようで、</span><span class="st"><span class="st">いろいろな動きが加速していて</span>目が離せない状況だ。<br />
・その他の軍事関連<br />
ゴラン高原にはシリア軍の、エルサレムに入る途中の道にもアラブ連合軍の戦車が残されて置いてあった。第４次中東戦争で攻め入られた事を忘れない為らしい。この戦いは第３次中東戦争で先制攻撃で勝利し油断したイスラエルにエジプト・リビア・シリア等の連合軍が攻撃をかけ、緒戦はイスラエルが敗れエルサレムも途中まで攻め込まれ危なかった時もあったそうで、軍事強国イスラエルも常勝ではなかった事を初めて知った（その後直ぐ体制を立て直し撃退したが）。現在のイスラエル軍の最新鋭の戦車は</span><span class="st"><span class="st">５ｍ位の</span>窪地は飛行して超えて走行する驚くべき性能があると聞いた。ネゲブ砂漠では遥か上空をもの凄い轟音で高速飛行するジェット機の飛行機雲を仰ぎ見た。</span><span class="st"><span class="st">ウィキペディア上でも</span>核以外の化学兵器・生物兵器等も保有していると国際的に信じられているようで、シリア内戦の化学兵器使用もシリアであった事への疑義が最近も又西側の記者からも出ている等、あまり知りたくなくても耳目に届いて来る事が多い。</span></p>
<p><span class="st">３．情報<br />
・世界のＰＣには殆どインテルのＣＰＵチップが入っている（シェアー８０％近い）。このＣＰＵチップの開発をしたのがイスラエルのユダヤ人技術者でインテルのイスラエル・ハイファの開発センターで開発されたものだ。コンピューターはこのチップのお陰で「巨大な計算機」から現在我々が手にする手軽な「コンパクトなマシン」に変貌したのだ。又、ナスダックに上場しているイスラエル企業は米国に次いで多い。国を挙げて起業家精神（創造力・活力・大胆さ等）が豊富で起業する若者も多く失敗しても実力があれば再起のチャンスに事欠かない社会でＧＤＰに占める研究開発費の割合は４．５％と世界一大きい。twitterやｆａｃｅｂｏｏk等の情報産業の経営陣への関与度合も高そうだ。<br />
・モサド</span><span class="st">はウキペディアによる<span style="font-size: 12px;">と</span>「対外諜報活動と特務工作を担当</span>。情報収集、秘密工作（準軍事的な活動および暗殺を含む）および対テロリズム活動、逃亡している元ナチ戦犯やテロリストの捜索などをおこない、その焦点はおもにアラブ国家などの敵対国にむけられ組織の拠点は世界のいたるところに存在する。モサドは、「民間のサービス」という名目でスタッフはすべてイスラエルの徴兵システムの一部としてイスラエル国防軍に採用されるが、軍隊の階級を使用しない。又、それらのうちの多数は士官である。世界各国に在住するユダヤ人の人脈もある」となっている。勿論一般人の私には何の情報もないが<span style="font-size: 12px;">、<span style="font-size: 14px;">国際情勢に</span></span>大きな影響を与える事件の背景を考える時に重要な要素である事は間違いなさそうだ。</p>
<p><span style="font-size: 16px;">＜あとがき＞<br />
</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;"><span style="font-size: 12px;"><span style="font-size: 14px;">この旅行を契機に、その時は判然としなかったが、その後の座学で理解を深めたのは下記2点です。</span></span><br />
</span></p>
<p>１．イスラエル人の人種構成と特質<br />
イスラエルの住人はユダヤ人とは限らず、宗教的・文化的・社会的背景の異なる多様な人々が住む国である。ウキペディアでは81%がユダヤ人（半数以上がイスラエル生まれ、他は70余ヶ国からの移住者）、17.3%がアラブ人（キリスト教徒・イスラム教徒）、残りの1.7%がその他の少数派である。ロシアや東欧からの移住者が多い事もあり平均年齢26.9歳と若い人が多く、今でも流入が続きパレスチナ自治区への入植でパレスチナ人のオリーブの木を切る等の紛争が未だに続いている。厳しい政治状況下に置かれている為社会的・宗教的関心、政治思想、経済資力、文化的創造力などについて考え、行動する力が必須である事が国の発展に力強い弾みをつけていると思われる。</p>
<p>２．ユダヤ教徒とシオニストとの意味合いの違い<br />
多数派はロシア系等を中心にしたシオニストのユダヤ人である事は大体承知していたが今回の旅行後に何かひっかかるものがあり調べていたら、極く少数だがシオニズムそのものをユダヤ教の教えと違うとして建国当初から疑念を抱き、厳しく批判している人達がいる事が分かった。超正統派のユダヤ人聖職者達の中には「トーラーの名の下に」ユダヤ人国家イスラエルというのは虚構と批判している人達もいる。欧米等世界中に在住するユダヤ人もイスラエルを全面的に支援する人達だけでなく、シオニズムを形を変えた植民地主義で、その好戦的・不寛容過ぎるアラブ諸国やパレスチナ人への対応には問題があり却ってユダヤ人を窮地に追いやるものと主張している人達もいるのだ。現在も欧米に在住する人達の多くはイスラエルを支持し財政的にも支援しているようだが、一方には戦争に備え続けなくてはならないイスラエルに帰国する意志が乏しいだけでなく、むしろ世界各地で折角築き上げた基盤に対して反感・反発が強まる事を恐れる人達もいるようだ。そもそもユダヤ教ではディアスポラがユダヤ人の長い間の常態であり、少なくとも現在の時点でのシオニズムは宗教上も間違っていると主張しているようだ。<br />
→詳しくは<a title="トーラーの名において" href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%90%8D%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A6-%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E6%95%99%E3%81%AE%E6%8A%B5%E6%8A%97%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2-%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%83%96%E3%83%BBM%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%96%E3%82%AD%E3%83%B3/dp/4582702872">ヤコブ・Ｍ．ラプキン著（菅野賢治訳「トーラーの名において」</a>等に、イスラエル建国前から現在に至るまでのユダヤ教聖職者達のシオニズムに対する抵抗の歴史が綴られています。</p>
<p>ユダヤ人は歴史上のいきさつもあり金融を生業にして来た人達が多くいて、長けていて国際金融資本の実権を握っているとも言われています。この事は大きなテーマなのでここでは触れませんが、毎日の世界や日本の重要なニュースに関与している事は知れば知るほど分かって来ます。現在の政治・経済・軍事情勢は著しく流動的な時期を迎えており、今後も日々のニュースの背景・内側を確認しその影響力の実態を見極め続け、いずれイスラエルを再訪してユダヤ教聖職者達の考え方や金のドームの状況、パレスチナ自治区の状況等がどう変化していったのかを見たいと考えています。</p>
<div class='wb_fb_comment'><br/></div>]]></content:encoded>
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		<title>イラン旅行と最近の中東情勢で感じた事</title>
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		<pubDate>Tue, 12 Nov 2013 05:26:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[owljii]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[中東]]></category>

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		<description><![CDATA[＜はじめに＞ イランに９月２６日から１１日間旅して来た。「栄華を極めた古都と素朴な村を巡る古代ペルシャ・バスの [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>＜はじめに＞</p>
<p>イランに９月２６日から１１日間旅して来た。「栄華を極めた古都と素朴な村を巡る古代ペルシャ・バスの旅」である。</p>
<p>一般的な日本人から見ると「イランは危ない国」のイメージが強い。確かに戦乱・動乱の続く中東は内戦・テロも多いだけでなく、比較的遠いし何故そういう状況になっているか分からないので敬遠するのは理解出来る。しかし、日本のマスコミ報道は欧米マスコミのキリスト教の立場を元にしてシオニズムで出来たイスラエルの影響を強く受けたプロパガンダ報道の追随が多く公平性に問題がある。マスコミ以外の情報も加味して見ると内戦の続くシリアを別にすれば、イランではこの旅行期間に本格的な戦争は起こらないしテロの危険も極小だと判断した。そして今後「イスラエル＆欧米とイランの戦争が回避出来るのかどうか」を見守る上でより正確に理解する為に、自分の眼で本当のイランの現状も少し知っておきたかった。一時は米国の空爆の危険が高まったが、ロシアの介入や米国議会が慎重になった事等で回避された。そしてたまたま今回の旅行直前に<strong>、<span style="text-decoration: underline;">ローハニ新大統領とオバマ大統領の歴史的な電話会談</span></strong>があり、又１１月初旬からジュネーブで開かれている<span style="text-decoration: underline;"><strong>イランの核開発問題協議が大詰めを迎えている</strong></span>。イスラエルやサウジアラビアの反対が強く協議成立迄に簡単にいく筈はないが、この成否は中東地域だけでなく世界情勢の安定に多大な影響を及ばすので協議の行方を固唾をのんで見守っています。</p>
<p>中東情勢についての基礎知識は、現政権の政策に批判的な元官僚の孫崎享氏（元イラン大使）や天木直人氏（元レバノン大使）の著作やメルマガ、ＪＳＲメルマガ他の情報がより公正で信頼性が高いと考えて参考にしている。又、小室直樹氏の「イスラム原論」や「アラブの逆襲」も読み直し、理解出来る範囲で（旧約聖書や新約聖書、コーラン等を読んでいないので充分な理解は難しい）それらも照らし合わせながら自分の感じた事を纏めてみた。日本の人達が国際情勢に多大な影響を及ぼすイラン問題やイスラム教を偏った情報だけでなく、少しでも公正な立場から考えイラン等イスラム圏の多くの善良な人達と友好関係を築いていけたら良いと考えています。イラン（ペルシャ）は決して侮れない実力を持ち世界をリードしてきた輝かしい歴史・文化・宗教が存在し理解を深める事でより心豊かになれると感じさせる旅でした。</p>
<p>＜私の見たイランの現状と背景＞<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_0905.jpg"><img class="wp-image-1036 alignleft" title="テヘラン" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_0905-150x150.jpg" alt="" width="105" height="105" /></a></p>
<p>現在は人口７０００万人余のイラン。豊か過ぎる親欧米産油国のカタール航空便でカタール経由まずは１２６０万人が住む首都テヘランへ。街はイラン高原の麓で海抜１５００Ｍと高く、北に４０００ｍ級の山々が並んで聳えていて美しくホテルではエアコンを切って過ごした（空調は全館一律タイプだが）。山の向こうはカスピ海で南岸は緑も豊かで冬は雪も降るという。テヘラン市内は鉄道や地下鉄の整備が充分でなく南北のメインストリートは酷い渋滞(ガソリン不足の筈だが）で悩まされていた。今は欧米主導で日本も追随した経済制裁で、飛行機の部品が供給されず運行が不安定な為バスで国を縦断しようという企画の旅であったが、却ってよりイランの魅力に浸れる旅だったと思う。</p>
<p>１．宗教＝イスラム教関連について</p>
<p>・イスラム教の教義と一般イラン人のイスラム教＆現指導者層への思い<br />
使徒モハメットが西暦610年メッカ郊外でアッラーの神の啓示を受けたとして始めたイスラム教の教義に六信（神・天使・啓典・使徒・来世・定命）五行（信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼）があるようだ。異郷・異教の私だが、トルコやエルサレム、イラン等を旅して訪れるイスラムのモスクはどれもとても好きな空間です。礼拝は他のイスラム教国では決められた通り５回行う人が多いが、イランでは３回で簡便に済ます人も多いそうで全く行わない人も３割程度らしい。今回のツアーガイドは日本に６年間暮らしたイラン人だったが、預言者モハメッド布教以前の<strong>アケメネス朝ペルシャやササン朝ペルシャ時代等古代の非イスラムの歴史・文化の豊かさを誇りにしていてイスラム一色ではないようだった。</strong>前回の大統領選挙では投票で下位だったにも拘わらず、イスラム教指導者達の推薦で強硬派のアフマディネジャドが就任したいきさつがあったらしく当時も反対のデモがあり、今回選挙では自分達の選んだローハニが新大統領に選ばれたので米国との関係が改善されそうだと皆大歓迎だったそうだ。</p>
<p>・偶像崇拝禁止の意義<br />
各地に大小いろいろなモスクがあったがテヘランは少ないと感じた。モスクの中はどこも偶像は何も無く、ただ壁面や天井は美しく床に絨毯やゴザも敷き詰められた心休まる空間でした。イスラム教の偶像崇拝禁止は、バーミヤーン遺跡（アフガニスタン）の大仏の破壊等何であんな乱暴な事をするのかと思っていたが、<strong>アッラーの神（神だがヤハウェと同一ではない）を唯一絶対の神</strong>とし<strong>モハメットですら最後の使徒で最大の預言者として位置づけられていて偶像化していない</strong>。又イスラム教の信徒間は平等で王様も貧民も神の前では同列だそうで宗教指導者はいるが聖職者・僧侶階級を持たない事は、僧や神官を別格扱いしている日本人には理解しにくい所だ。それでも異教徒の私でも、モスク構内に入ると何とはなしに漂う温かさや優しさに共感や安らぎを感じて心が伸びやかになるのが嬉しい事です。</p>
<p>・ハラール（食べて良いもの）とハラーム（食べてはいけないもの）<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_0909.jpg"><img class="alignleft  wp-image-1037" title="バザールにて" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_0909-150x150.jpg" alt="" width="105" height="105" /></a><br />
テヘラン市内のバザールの中の食料店に質量とも豊富な食材が並んでいるのに驚いた。くるみ・ピスタチオ・ピーナッツがあまりに安くておいしかったので、大量に買って来てお土産にしたが、友人・知人から好評しきりでした。欧米日等の経済制裁により４年間年率３０％のインフレに苦しめられているが、それでも食料自給率は１００％で輸出もしていて食料問題はないとの事（但しテヘランは家賃が高く、殆どの人が仕事を２つ掛け持ちで働いていて、医師が夜タクシーの運転手をやる位との事だった）。アルコール厳禁なのでノンアルコールビール（但しレモン味等）で過ごしたが痛痒は感じなかった。ケバブも美味だが、ホテル・レストランはどこへ行ってもほぼ同じパターンのてんこ盛りでとても食べ切れなかった。豚だけでなく牙や爪がある動物が禁止されている（ハラーム）が制限は複雑で(意外に解釈は柔軟らしい）、食べて良いものはハラール表示のあるものに限定されているとの事。いずれにせよ食べ物はふんだんで果物も何でもあって皆とてもおいしいし、スイーツはアルコールが飲めないので発達していて、日本に負けず劣らずのおいしいお菓子が豊富でお土産にしたら大変喜ばれました。</p>
<p>・イスラム教シーア派の国<br />
イランは世界のイスラム人口１６億人のうち約１割という少数派のシーア派が殆どの国だ。スンニ派と元々の教義に大差は無さそうだが、モハメッドの血統を継ぐイマームをいだくか、血統にとらわれないカリフを信者代表とするかの違いがある以上の事はまだ理解していないのでこれ以上触れない。イスラム教第一の聖地メッカのある多数派のスンニ派の国サウジアラビアとは関係が悪く、シリア内戦でもイスラム少数派のアラウィー派のアサド政権支持のイランと反政府軍支持のサウジアラビアとは敵対して主導権争いをしているようだ。勿論イスラエルや欧米の諜報組織も深く絡み石油利権を巡って争っているようだが、中東のより根本的な問題はパレスチナ問題だ。それにカダフィーやムバラク等独裁的政権が倒れた現在、サウジやカタール等湾岸国の王家の存在はまだ盤石だろうが微妙でに複雑に絡み合っているので正確な把握は難しいが、出来るだけ正確に知ろうとしている所です。<br />
<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_0993.jpg"><img class="wp-image-1049 alignright" title="聖地ゴム（コムとも言われる）" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_0993-150x150.jpg" alt="" width="105" height="105" /></a>今回はイスラム教シーア派第２の聖地ゴムでマスアーメ廟を見学。ここはイスラム革命の発端となった地でホメイニ師もここで学んでいた人口７８万人の宗教保守派の牙城。多数の参拝者と教学者達がいたが、皆ホメイニ師の怖いイメージとはほど遠くにこやかでゆったりとしていて教学者に声を掛けたらきさくで一緒に撮影に応じてくれた。ゴムを本拠にする現指導者のハーメネイ師達はローハニ以外を選びたかったようだが、５２％の選挙結果には抗えなかったようだ。</p>
<p>２．政治＆軍事関連</p>
<p>・原子力<br />
イランは医療用アンソトープの生産を行うテヘラン原子炉の稼働の為20%高濃縮ウランの自国製造を進めていると主張しているが、核保有に繋がる90%以上の高濃縮ウラン製造に繋がると警戒されてきた。そこでイランはＩＡＥＡの査察受け入れをするので経済制裁を大幅に緩和するよう主張している。それでも今回協議成立迄至らず２０日に再協議となったようだ。イスラエルは自国の安全の為に核武装していて米欧も暗黙で認めている事は公然の秘密だが、中東の他の国の核武装はイスラエルが絶対に認めないので米欧・ＩＡＥＡも認めない。今回イランがＩＡＥＡの査察を認めてもイスラエルが協議成立に反対なのは、核保有せずともイランの影響力の強大化を警戒しているのだろう。イスラエルは経済制裁の緩和を極小にすべく強硬に主張していて大詰めの段階だ。今回旅行時テヘランからイスファハンへバスで南に向かう道中に２か所核関連施設が遠望できる所があったが、走行中の車中からの撮影すら禁止されていました。</p>
<p>・パフレヴィー時代と（ホメイニ師らの）イラン革命の見方<br />
モハンマド・レザー・シャー・パフラヴィー（パーレビ国王）は父の開いたパハラヴィー王朝の２代目。１９７０年代は米国との関係は良好で最恵国待遇を得て最新鋭の戦闘機や旅客機を供与される等イラン近代化（開発独裁）を推進した。又<span style="color: #888888;"><span style="color: #000000;"><span style="color: #000000;">ヒジャブ</span></span></span>の着用禁止等の女性解放も推進したが、近代化を嫌うホメイニ師らのイスラム法学者や傀儡政権への国民の反発等でアメリカ大使館人質事件等が立て続けて起こり、最終的に国王は国外追放となった。以降米国との敵対関係が続いて来ていた。今回の旅ではテヘランのサーダバード宮殿で当時のペルシャ絨毯等の宝物を見たが実に華やかであったがイランの人達は敬遠しているとの事で、近代化の時代はたった２代だけで元のイスラム教国に戻っていった事が分かった。ちなみに現在は旅行者もヒジャブ着用が義務付けられていたので妻達も滞在中ずっと着用していた。女性の社会進出はまだまだとはいえ、学生も多いテヘランで大学生の７割が女性だそうです。</p>
<p>３・主に古代を偲ぶ旅行内容</p>
<p>・テヘラン<br />
考古学博物館では古代ペルシャの展示物が多かったがゆっくり鑑賞する時間不足でした。宝石博物館（イラン中央銀行の地下）では歴代王家のまばゆいばかりの財宝を見学した。</p>
<p>・カシャーン<br />
人口２７万人の王の道（スーサ～ペルセポリス）沿いにテヘランから南へ約３時間のオアシス都市。欧米列強の圧迫下にあったカージャール朝の宰相アミール・カビールが更迭後に暮らし暗殺された世界遺産のフィーン庭園は噴水・池が美しくまだ眼に浮かぶ。バラの花も綺麗だった（バラはイランからイギリス等に拡がったとの事）し散歩は実に快適であった。有名なカシャーンの絹の絨毯は懐具合に関わらず見ると買いたくなるのが必定なので眼を瞑ってパスしました（トルコ絨毯よりこちらが本場だそうです）。</p>
<p>・イスファハン<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1124.jpg"><img class="alignleft size-thumbnail wp-image-1038" title="イスファハン　イマーム広場" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1124-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1069.jpg"><img class="alignright  wp-image-1039" title="アブヤーネ村" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1069-150x150.jpg" alt="" width="105" height="105" /></a><br />
途中ピンクの石作りの家や石畳の続く素朴なアブヤーネ村に立ち寄り。おばあさん達が、凄い田舎なのに素敵なピンクのバラ模様のスカーフをしていて似合っていて土産にしようと見たらメイド・イン・ジャパンだったのでパス。この人口僅か数百人程度と思われる田舎村の洞に数名の若者の写真が飾ってあったので何か聞くと、皆１９８０年～８８年迄続いたイラン・イラク戦争の戦死者を祀っているとの事で驚いた。<br />
イスファハンはテヘランから南へ４０ｋｍ。古くから政治・文化・交通の中心の街だったが、１６世紀末は<strong>イスラムのサファヴィー朝の首都</strong>として世界の半分と言われる程栄えた都市。まず創建８世紀のの精密なタイルの美しい金曜モスクから、広大なイマーム公園を一望出来るアリパク宮殿へ。素晴らしい細工を観ながら急な階段を上り、室内楽団もいた所を更に上るとテラスからの眺望は素晴らしかった。広大なイマーム公園は夕方には家族連れが芝生の上に輪になってゆっくり歓談を楽しむ光景が実にのどかでした。人々の日本人旅行者への好意も随所で感じられました。翌日もイマーム広場をゆっくり堪能。本当に広大で周囲にはトルコ石（本当はイラン産）やタイル、ラクダの骨に書いた細密画等多種類の伝統工芸品店が立ち並び時間を忘れて見入って回り何点か購入。決済はドバイ経由であまり歓迎されなかったがクレジットカードも使えました。イマームモスクの細工は素晴らしかったし、公園を一周する馬車も楽しんだり。イギリスのものと思っていたポロ競技も発祥の地はここイスファハンだったようです。是非再訪したい所です。</p>
<p>・アクダ＆ヤズド<br />
ゾロアスター教の街アクダ経由ヤズドへ。高いミナレットの金曜モスクを望んだあと、アーテシュキデで拝火教神殿で１０００年以上燃え続けているという神秘的な”永遠の火”を観た後、鳥葬が行われていた沈黙の塔という丘を歩いた。イスラム教は本当は異教徒に寛容で共存してきたのが事実のようです。</p>
<p>・パサルガダエ<br />
パサルガダエへ向かう途中のアバルクで樹齢４５００年前の糸杉の周囲を散策。糸の名前が全く似合わない巨木ですが、掘り出したものでまだ半分は埋まっている状態との事で、実に若々しく感じる樹でその姿は眼に焼きつき忘れられません。<br />
ペルセポリスの北東８７ｋｍにあるパサルガダエ。アケメネス朝<span style="color: #000000;"><span class="mw-redirect"><span style="color: #000000;">・</span></span></span><span style="color: #000000;"><span class="mw-redirect"><span style="color: #000000;">ペルシャ帝国</span></span></span>の最初の<span style="color: #000000;"><span style="color: #000000;">首都</span></span>であり、紀元前546年に、<span style="color: #000000;"><span style="color: #000000;">キュロス2世</span></span>の手によって建設が開始された場所。大昔のキュロス２世のものと伝えられる墓には強い存在感があった。。</p>
<p>・ペルセポリス<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1423.jpg"><img class="wp-image-1040 alignleft" title="ペルセポリス１" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1423-150x150.jpg" alt="" width="105" height="105" /></a><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1440.jpg"><img class="wp-image-1041 alignright" title="ペルセポリス２" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1440-150x150.jpg" alt="" width="105" height="105" /></a><br />
<span style="color: #000000;"><span style="color: #000000;">史上最初の帝国と言われるアケメネス朝</span></span>ペルシア帝国の都。最盛期（リビアから中央アジア迄またがる大帝国）を迎えた<span style="color: #000000;"><span style="color: #000000;">ダレイオス１</span><span style="color: #000000;">世</span></span>（ダーラヤーウ1世）が建設した宮殿群。クセルクセス１世、アルタクセルクセス１世等が実際に行政をした場所と言われている。山裾に自然の岩盤を利用して作られている広大な宮殿跡だ。今回は間近な森の中の大臣達も泊ったコテージ型ホテルだったので、初日はクセルクセス門から夕日が沈みゆく日没前と、翌日は早朝から大階段、クセルクセス門、百柱の間、謁見の間、東階段、ハディーシュと全体をゆっくり歩くのと２回も訪れる事が出来て史跡を満喫した。東階段の壁に描かれた当時の多くの属国群の民族毎に特徴あるレリーフが興味深く、往時の権勢が偲ばれました。</p>
<p>・シラーズ<br />
最後が南端にあ<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1530.jpg"><img class=" wp-image-1043 alignleft" title="ローズモスク" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1530-150x150.jpg" alt="" width="105" height="105" /></a>り、詩人の街と言われるシラーズ。紀元前７００年頃からの街だが、１３世紀以降学問の中心地となり、詩人サアディーやハーフィズ、哲学者モッサー・マドラーらを輩出し芸術や文学が花開いた。一時衰退したが<span style="color: #000000;"><span style="color: #000000;">1750年</span>、<span style="color: #000000;">ザンド朝</span></span>が起こると<span style="color: #000000;"><span style="color: #000000;">1762年</span></span>にシラーズはその都となり、<span style="color: #000000;"><span style="color: #000000;">カリーム・ハーン</span></span>は要塞や城壁、<span style="color: #000000;"><span style="color: #000000;">バザール</span></span>などを改修再建し繁栄を取り戻した。今回の旅行ではローズモスクに立ち寄った。小さいモスクだが名の通りピンクのモスクで内部もステンドグラスも風情があり印象に残った。</p>
<p>４．カタール<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1598.jpg"><img class="wp-image-1042 alignright" title="カタール　ドーハ" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_1598-150x150.jpg" alt="" width="105" height="105" /></a><br />
シラーズからドーハへ飛び、夕方まで市内観光。ラクダ市場やパー・アイランド、ゴールドスーク、スーク・ワキーフ、イスラム芸術館、カタールアルジャジーラの本社前等を慌ただしく見物した。イランの古い歴史建造物とは一転して対照的過ぎる豪華な街が続く。７人に１人は億万長者という国だけあって物凄い繁栄ぶりだったが、ここは日中３９℃と暑かったのと巨大なビル群や豪華なヨットが多数等別世界なのでちょっと馴染みにくいと感じた。夜ドーハを発って関空へ。</p>
<p>４．最後に</p>
<p>今年は２月にイスラエル旅行し今回のイラン旅行と併せ、あまり知らなかった世界に首を突っ込んだ１年でした。やっとイラン旅行について纏めたので次にまだ書けなかったイスラエルについて纏めてみます。私は数年前まで政治と宗教についてあまり深く関心も関わりも持たず過ごして来たが、この２つについて皆が少し真剣に向かい合う事が必要な時期に来ていると思う。</p>
<p>・政治<br />
湾岸戦争、イラク戦争、各国のアラブの春、シリア大内戦、イラン核開発問題は根底にパレスチナ問題と深く繋がっている事が見えてきた。湾岸戦争やイラク戦争で多額の資金を出して米国を支えた日本。戦争が続き財政難に喘ぎ出した米国。日本人の生計にも大きな影響を及ぼして来た。今後更に大きな動きが予想される。目先の利害にのみ捉われず、国際情勢も踏まえてキチンと正しく見て他人任せにせず関与していく必要がある。</p>
<p>・宗教<br />
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教。いずれも１神教で元々の神を共有しているようだ。それら同志の骨肉の争いの歴史と論理は今後も少しずつ理解を深めていきたい。八百万の神を祀る日本、靖国神社だけを特別大切にする人達もいて有力だ。仏教も葬式主体で僧の在り方にも疑問もある。宗教は無宗教も含め価値観の根底にあるもので、狭い道徳を一律に押し付けるのでなく、各個人が比較宗教学的に見比べて考えていく必要がある。</p>
<p>権力を握っている人達の専横で全てが決められるのでない、空気を読んで従うだけで無く、しっかりした考え方で草の根で繋がっていく時代にしていきたいものだとつくづく感じています。</p>
<div class='wb_fb_comment'><br/></div>]]></content:encoded>
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		<title>日本の自立を考える　－　原発　・　オスプレイ　・　対中外交　・　司法　・　TPP</title>
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		<pubDate>Tue, 17 Jul 2012 11:23:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[属国日本]]></category>

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		<description><![CDATA[＜原発＞ －想定外は政府の無能＝対米国発言権ゼロと嘘が平気の厚顔無恥さ－ ・原発事故後１年４カ月余経った。 政 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<h3><strong><span style="color: #0000ff;"><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/20110806133311.jpg"><img class="alignright size-full wp-image-476" title="20110806133311" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/20110806133311.jpg" alt="" width="176" height="144" /></a>＜原発＞</span></strong></h3>
<div>
<p>－想定外は政府の無能＝対米国発言権ゼロと嘘が平気の厚顔無恥さ－</p>
<div>
<p>・原発事故後１年４カ月余経った。<br />
政府は原発再稼働に反対する多くの国民の声を無視し、遂に大飯３号機を再稼働してしまった。<br />
公聴会とやらを開催したが予め３案を提示しその中で選択させようとしている。しかしこれも欺瞞に満ちている。もっとも厳しい１案ですら２０３０年で原発ゼロ。甘い３案は殆ど今迄通りだ。<br />
公聴会の運営も博報堂に委ね、９人のうち２人は原発社員か関連業界から選ばれていて問題になった。しかも８月に方針を決めるというから、原子力比率１５％で押し通す構えに見える。</p>
<div>
<p><span>・ガレキ処理も</span><span>少しずつだが</span><span>多くの反対を押し切り、規制事実化されていく。<br />
福島原発４号機の使用済み燃料１３５３本は倒壊の危機に瀕し他の号機の燃料と併せると６０００本が大地震の再来には耐えられない状態が続いているのだが、マスコミがこの重大な事実の隠蔽に協力しているので、国民への周知が不徹底のままになっている。</span></p>
</div>
<div>
<p><span>・国会の事故調は調査結果を発表したが、政府・東電の人災とは言うものの個別具体的な責任の追及は全く緩やかだ。又、事故原因で他にも何か重大な事実を隠している疑いは濃いままである。</span></p>
</div>
<div>
<h3><strong><span style="color: #0000ff;">＜反対運動の盛り上がり＞</span></strong></h3>
</div>
</div>
<div>
<p>・この間多くの民間人が再稼働反対に行動し始め、毎週金曜日の首相官邸デモは週を追うごとに人数が膨らみ政府に大きな圧力となっている。又、７月１６日の日比谷公園では最大の１７万人の大集会に繋がった。<span>この動きには収束の気配は無く、今後も盛り上がり続けるだろう。</span></p>
</div>
<div>
<p>・笑止千万なのは民主党議員の中で脱原発を唱える輩だ。これだけ民意を踏み躙る党に所属し、その恩恵を受けながらの中途半端な行動はとても許せるものではない。この<span>脱原発運動は今後もいろいろな分断の動きをかわしながら、いずれは野田内閣の倒閣運動に繋がっていくだろう。</span></p>
</div>
<div>
<h3><strong><span style="color: #0000ff;">＜被曝被害＞</span></strong></h3>
</div>
<div>
<p>・ チェルノブイリの例から見ても誰の目からもはっきり顕在化してくるのは数年後で、まだこれからだ。被曝回避の移住はまだ少数で、特に農林漁業の人達は土地 への根強い愛着があり、汚染した土地を捨て難いようだ。私は東京→大阪へ移住できたのだが多くの人にとって支援の無い移住は困難だろう。</p>
</div>
<div>
<p>・ガンの発症はかなり先のようだが、かといって被曝し続けて良い筈はないのだ。政府・福島県は認めないが相変わらず突然死等の関連を疑う情報も絶える事は無い。一つ一つ注意深く真贋を見極めて認定されない被害の実態を把握していく必要がある。</p>
</div>
<div>
<p>・ 何よりも内部被曝の脅威をもっと世間に広めると良いのだがマスコミが真逆の情報ばかりで話にならない状況が続いている。マスコミは毎日隠蔽・嘘・カムフ ラージュをする政府直属機関の役割を務め、良心の呵責は全くないようだ。TV朝日が少し報道を始めたが、鋭さは欠けており、反・脱原発の人達の取り込みを 図っているとしか見えない。</p>
</div>
<div>
<h3><strong><span style="color: #0000ff;">＜米国の利益＝消費税増税・オスプレイ・対中強硬外交・司法の暴走・TPP参加＞</span></strong></h3>
</div>
<div>
<p>それぞれの関連について、話は飛ぶように見えるが、これらは全く同根の問題である事に気付いた人は沢山いる。いずれも<span>米国の国益に直結する問題ばかりなのだ。</span></p>
</div>
</div>
<div>
<p>・米国の国益を金融面で支えるIMFや世界銀行。ここからの指示で財務省が菅・野田政権を操って欧米や韓国等の資金不足を補っているのはもはや誰の目にも明らかだ。</p>
<p>・米国内良識派ですら安全性に疑念を表明する危険なオスプレイ配備に対し、日本の首相は「日本に発言権がゼロである」と恥ずかしげもなく表明していたが、やっと米国の了承を得て、試験飛行は安全性確認後と訂正したようだ。</p>
<p>・ 石原都知事の米国における尖閣諸島３つ買い上げの話に懸念を表明した丹羽大使は日本に一時帰国し玄葉外相に注意されたようだ。この問題は孫先享元駐イラン 大使の見解に全面的に賛成です。事を敢えて荒立てる知事のパフォーマンスは一見日本の国益を主張しているように見えるが中国の過激なナショナリズムを煽る だけで逆効果であろう。日本のマスコミも狭い愛国心を煽る事により、日中友好親善を唱えたり円滑な交易を目指す人達が少数になる事は本当に危険である。</p>
<p>・ 司法は陸山会事件で捜査報告書を捏造した特捜部の組織犯罪と思われる件を不起訴にし、人事上軽い処分としたままになっている。検察に自浄能力がない事が はっきりした。本来ならば一国の総理大臣になる公算の高かった政治家を捏造で罪に陥れようとした重大事件が、一検事の自主退職程度で済む筈がない。</p>
</div>
<div>
<p>今の所それで済まそうとしているが、背後の巨悪の存在について等、今後も厳しい追及が必要だ<span>。</span></p>
</div>
<div>
<p>・ 最後に控えしTPP。これに加入すると自立した国家主権をほぼ完全に失う事になろう。ISD条項で米国企業の訴訟により健康保険制度等日本独自の世界に誇 る良い制度が崩されていく事に繋がる公算が強い。自由診療が極端に増え医療費・薬価が急騰する。国産米が米国産の米に負けて、農薬塗れの食料が増えるし、 又モンサントの遺伝子組み換え作物で農業が壊滅的打撃を受ける。この事は安全保障上も脅威になるだけでなく、風景・環境も荒れてしまう事になるのだ。</p>
</div>
<div>
<h3><strong><span style="color: #0000ff;">＜米国隷属の自公民野合政権を打倒しよう＞</span></strong></h3>
</div>
<div>
<p>・ 民主党の嘘つき議員に２度と騙されてはならない。消費税増税反対を訴えて当選した議員達が、消費税増税しか道が無い等と１８０度違う事を言い出したのだ！ こんな連中のなかで脱原発や反消費税増税を言う事は著しい欺瞞・詐欺である。単なる飾り・ファッションで言うべき事ではない。</p>
<p>・ TPP加入推進の維新の会も要注意だ。脱原発も中途半端だった。消費税増税についてどうするのか明確な確認が必要だ。政策を立案する顧問団には新自由主義 の中心勢力が結集している節も見られ、独裁志向も見受けられる。小泉以上に弱者に厳しい政策のオンパレードになる懸念がある。</p>
<p>・<strong>私は<span style="color: #ff0000;">「国民の生活が第一」党</span>を支持する</strong>。戦前戦後の歴史、戦後民主主義の実像、米国の国家戦略等を知るにつけますますその思いを強くしている。幸い友人・知人と話をすると、米国・官僚・マスコミの暴走に懸念を持ち、消費税増税反対等政策で一致に至る場合が増えている。<br />
あまりに酷い隷米・大資本優遇・マスコミの嘘に辟易としているからだろうと思う。</p>
</div>
<div>
<p>今回はとりあえずここまでと致します。</p>
</div>
<div class='wb_fb_comment'><br/></div>]]></content:encoded>
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		<title>広州・桂林・陽朔旅行で思う事（善隣友好が大切です）</title>
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		<pubDate>Thu, 14 Jun 2012 08:38:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[旅行スポーツ]]></category>

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		<description><![CDATA[＜欧米日の衰退を隠す、やらせ景気回復＞ 日米欧主導の時代が曲がり角に来ている。副島隆彦氏の「欧米日やらせの景気 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_464" style="width: 310px" class="wp-caption alignright"><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5160258.jpg"><img class="size-medium wp-image-464" title="OLYMPUS DIGITAL CAMERA" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5160258-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">興坪</p></div>
<h3>＜欧米日の衰退を隠す、やらせ景気回復＞</h3>
<p>日米欧主導の時代が曲がり角に来ている。副島隆彦氏の「欧米日やらせの景気回復」によれば、ユーロ圏は米日とも協調してジャブジャブ・マネーを作りだし、そ の結果フランス大手３行等欧州の３０行が倒産を免れ、一時的に円安、株高の局面になっていると論じ、投入金額が巨額なので暫くはその効果が続くとしてい る。ドイツまで米国金融工学に騙されていたのでユーロは大きな危機だが、これで乗り切る事が決まったようだ。まだ危機の演出は続くが、この大きな流れは変 わらないだろうが円高・株安が再燃したり、日銀の介入で円安・株高になったり方向性が定まらない不安定な局面が続いており、注視が必要である。</p>
<h3>＜中国等のBRICSの台頭＞</h3>
<p>米国１国覇権の時代から、中国との２極時代が始まっているのは確かだ。中国等BRICSの台頭は目覚ましいものがある。しかし日本経済新聞やNHKを始めマ スコミは、米国や官僚の統制により、米国金融の内情の酷さや、米国の貧困大国化や、米国民の統制強化・自由の喪失等には触れず　<strong>「日米同盟の深化の重要性」</strong>のみを強調するだけだ。ＩＭＦ等を通じた<strong>日米欧の官僚統制経済の強行</strong>により衰退を隠し、各国民の負担を増大させて米国債・株価・景気を維持する事に必死である。<br />
一方の極に成長したＢＲＩＣＳの動向について日本の報道はあまりに少なく、しかもマイナスのもののみ選んで誇大に報道していて、マイナスのイメージを植え付ける意図が強過ぎるようだ。正しい、実態を掘り下げた情報が本当に必要な時なのだが。</p>
<h3>＜分断工作・米国の戦略とマスコミ＞</h3>
<p>米国と隷従する日本の官僚・政府は中国との尖閣諸島領有を巡る争いを煽ったり、韓国人の多い特別永住者の地方参政権の問題や韓流過多を批判したり、北のミサ イル問題を過大に騒ぎ立てる等、日本と近隣国と争わせるようにあからさまな工作を展開している。マスコミは積極的に動いており、まともなジャーナリズムで はなく、分断工作の首謀者の一員であるように見える。</p>
<h3>＜米国の戦略の変更＞</h3>
<p>・中東への関与減<br />
米国はアフガニスタンで２０１４年末に治安の権限を委譲する。２０１２年７月から米軍の一部撤退が始まるが、パキスタンとの関係悪化で退路の確保も難しそう だ。今後中東への関与度の後退を余儀なくされている。シリア情勢の日米欧の報道も一面的過ぎ、イラクに大量破壊兵器が無かったように、民衆虐殺を誰がやっ ているのかは疑わしく、真相を見極める必要がある。<br />
イランの核施設への攻撃が決行されるのか？が最大の問題なのだが今はサイバー攻撃を仕掛け核施設空爆以上の戦果をあげようとしているようだ。<br />
・中国包囲網作り<br />
いずれにせよ米国は中国を仮想敵国に見立て包囲網を構築しようと新たな防衛線作りに必死のようだ。野田政権に森本氏を防衛相にするよう指示し、対中国敵視政策を遂行させようとしている。<br />
しかし事は単純でなく、米国債の保持を続けて貰わないと経済が成り立たないので、中国とは裏の繋がりは太いようだ。<br />
米軍の再配置に呼応したと思われる東京都・石原知事の尖閣諸島購入の動きを丹羽駐中国大使は批判したが、政府から撤回させられ、近々交代のようだ。本当は視 野が一面的で挑発的過ぎる東京都が購入する方が問題なのだが。野田首相自身も対米盲従しか考えていないので、このままだと日中関係も難しい局面になってし まう恐れが強い。</p>
<h3>＜近隣国とは善隣友好関係が一番＞</h3>
<p>・軍拡や戦争を煽る人達<br />
一般市民にとっては、<strong>隣国との密接な友好関係に基ずいた交易や人材の交流による安定した互恵関係が共通の利益なのだ。</strong>米国の産軍複合体やそれに連なる人達にとっては、緊張を高めて高額な武器を売却する事が多大な利益に繋がるので危機の演出に必死だ。<br />
更に一番の問題は、米国大銀行達の大赤字の裏帳簿を御破算にする為に戦争を起こそうと企んでいる人達がいる事で、いろいろな策謀を繰り広げており、徐々に緊張が高まりつつある。</p>
<p>・ネットの情報把握と共有で友好促進に繋げよう<br />
幸いにも、今は一般市民でも米国やイスラエル政府の意向・動向がネット上である程度把握出来る時代だ。彼らの意図・行動を監視して暴発させぬよう注意が必要 だ。一方隣国中国の実像を把握する為に出来るだけ自分の眼で各地を見て回り、正しい情報により無益な戦争や軍拡競争に陥る事なく、安心して交易・交流出来 る関係作りが重要である。</p>
<h3>＜中国の実像に迫り良好な関係作りをしていこう＞</h3>
<p>今回の旅行で自分で見聞きした最近の中国の実像を纏めてみた。大国中国の僅かな一部分とは思うが、悪意を持って対立を煽る日本の情報空間を通じた中国の姿と実態とは乖離が大きいのが実情と思う。<br />
私達は素直に中国の急速な実力の向上を認めた上で、発展に伴う様々な問題点も把握しながら、対等・親密な両国関係を築いていく事が重要だ。その基盤を築いた上で楽しい民間交流をしていきたいものです。</p>
<h2>２．それぞれが美しい街。急速な成長はまだ続いている。</h2>
<h3>（１）広州・桂林・陽朔旅行で感じた事</h3>
<h3>＜広州＝落ち付いた大都会＞</h3>
<div>
<p>・関空から４時間１５分の広州は広東省の省都。人口１２７０万人の中国第三の都市だ。上海や北京より渋い、落ち付きを感じさせる街並みである。<br />
・「食は広州にあり」は本当だった。広東料理だけでなく、四川・北京等多彩な料理が味わえる。<br />
・香港・深圳のほぼ西。深圳も近く、電車で２時間程で香港にも行けるし、マカオも遠くない。<br />
・市内の中心街は銀座の道を少し細くした感じで美しく、通行人は皆かなりお洒落だ。中心街にさりげなく宋・明の時代の発掘された古道があり、気楽に安心して散歩が楽しめる。<br />
・ショッピングモールは香港資本（李兆基の恒基兆業地産集団？）による最新の作りで華麗で広大だった。本当に沢山のブランド店が軒を連ねていて、中国の富豪達用の高額な翡翠・金製品が並べられ圧倒される。眼の保養にはなったが。<br />
・市内の西越博物館には古代の墓・煌びやかな埋葬品があり、一見の価値がある。<br />
<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5170328.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-465" title="OLYMPUS DIGITAL CAMERA" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5170328-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a> <a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5170318.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-466" title="OLYMPUS DIGITAL CAMERA" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5170318-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a></p>
</div>
<h3><span>＜桂林＝景観の素晴らしい国際的観光都市＞</span></h3>
<p>・広州から飛行機１時間余りで桂林へ。ここも大きく立派な空港だ。<br />
・ホテル（<span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">漓江大瀑布飯店）</span>からは<span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">漓江の景観が眺望出来る。翌日</span>象鼻山や七星公園を散策した。公園は広大な森で入場料が高いらしく人が少ないので、３頭いるパンダも間近でガラス越しにゆったり見れた。</p>
<p><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5130003.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-467" title="OLYMPUS DIGITAL CAMERA" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5130003-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a>・近くの両江四湖クルーズでは４つの少数民族の住居を巡り歓迎を受けた。川に点在する少数民族は観光客に文化を見せて暮らしているようだ。<span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;"><br />
・お目当ての漓江</span>下り（距離８３ｋｍ）は山水画に良く出る景勝地の風景が竹江から陽朔までずっと続く。今回は雨で水量が多く４時間で下ったが、両岸の景観が変化し続け全く見飽きなかった。<br />
・桂林の人口は５００万人弱だそうだが観光客が多く、国外から年間５００万人も訪れるとの事。国内からも３０００万人と言う。空港も立派で欧州からの観光客も沢山いて賑わっていた。</p>
<div>
<h3>＜陽朔＝懐かしい風情の桃源郷＞</h3>
</div>
<p>・桂林から陽朔はバスで２時間程。陽朔は人口３０万人の小さな県。中心にある西街は西洋人が多い街の意で、国際色豊かでホテルからも近く、民族品のショッピングが楽しかった。<br />
・ 景勝地陽朔に３泊したが、ホテルは５つ星で木材を多用した瀟洒で大きなリゾートホテルだ。部屋のベランダから山水画そのものの風景が見え、沢山の鳥の鳴き 声が聴こえ、眼前を流れる小川に筏舟が行き来し、牛追いの農民もいて、蛙も鳴き、本当に昔懐かしい桃源郷のような所だった。<br />
・すぐ傍から６人乗りの筏に乗って小川を下る。鵜飼も間近で見れた。長良川より大きな魚を何度も飲み込み吐き出していた。暫く川岸を歩くとラクダまでゆったり歩いていた。<br />
・扇子で有名な村の福利鎮見学後、<span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">漓江を見る</span>スポット（２０元札の図柄にもなっている）の興坪では、日本人の林さんが作った「和平亭」から<span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">漓江を</span>眺めたがなかなか<span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">乙であった。</span><br />
・農村は昔と様変わりしてすっかり豊かになったようで、農家の３～４階建ての大きな家並みが点在して続き、用水路も整備が進んでいて、農産物も種類が豊富でおいしいのには驚いた。<br />
・夜は水上歌劇<span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">「印象　劉三姐」を観た</span>。<span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">漓 江の川と山全体を舞台にして６００人が舟や川岸で演じる。北京五輪でも活躍した演出者の光や音声効果が素晴らしく、オーストリアで観た野外オペラにも優る とも劣らないものと言えよう。但し、雨だと川の水量が増え中止になる事が多く、３日泊った最後の日にようやく観る事が出来たのは運が良かった。<br />
<a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5160228.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-468" title="OLYMPUS DIGITAL CAMERA" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5160228-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /> </a><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5160232.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-469" title="OLYMPUS DIGITAL CAMERA" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/P5160232-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a><br />
</span></p>
<h2>３．中国関連の最近の動き</h2>
<h3>＜変化の兆し＞</h3>
<p>６月から円と元がドルを介さず直接交換出来るようになった。まだ３大銀行位しか活用していないようだが、徐々に貿易業者にも拡がっていくのだろうか。観光客に限れば土産物購入で円は歓迎されるので、もう先行しているのだが。</p>
<p><span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">６月７日、</span><em>上海</em><span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">協力</span><em>機構</em><span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">（SCO）加盟国首脳理事会第12回会議（北京サミット）が北京で開催されている。発足して日が浅い国際</span><em>機構だ</em><span style="color: #222222; font-family: arial,sans-serif;">がこれまでの10年間を順調に歩み、安全保障、経済、人的往来及び文化などの各分野で大きな力を持つようになって来ている。今回はアフガニスタンまでもがオブザーブしたようだ。ロシアのプーチンはＧ７に参加せずＳＣＯ参加を優先した程である。<br />
米国一極覇権の時代は確実に最終局面に入っていると言えるのだが日本のマスコミ報道では全く分からないだろう。</span></p>
<h3>＜いくつかの大きな課題＞</h3>
<p>日中間には先の日華事変・大戦という不幸な時代があり、靖国神社参拝問題や南京事件についての歴史認識問題等を抱えている。中国共産党独裁でチベット問題もあり、伸びていてもまだ新興国で商品の品質は良くないとのイメージも残存している。</p>
<p>何よりも中国軍の力が増大しており、核搭載の潜水艦やミサイルが米軍にとっても大きな脅威になって来ているようだ。米軍が沖縄集中配備から、グアムやフィリ ピン、タイ、ベトナム、豪州等に分散配置を図っているのもこの脅威を避ける為なのか。米軍はもう辺野古移転は考慮外になった筈だが日本政府は必死に繋ぎと めようとしている。県民の意識はますます県外移設で固まっているので不可能だろうが。</p>
<p>尖閣は折角実効支配しているの だから、棚上げして資源の有効活用策を持ち交渉していけば良いのだが。中国漁船衝突事件も尖閣３島東京都買い上げ問題も、日本から（米国の指示で？）わざ わざ喧嘩を売っているように見える。国の対応が不充分ではあり問題提起の意義は認めるが、強がるだけの愚かな行為と思う。</p>
<p>日本が米国の軍事力をあてにして「日米同盟の深化」とかいう美名の下、自衛隊が事実上米軍の指揮下に入るかのような動きが進んでいる。国会でまともな論議が 無くなって事実がどんどん先行しているようだ。集団的自衛権の行使も認めないと言葉では言うが、なし崩しに拡大解釈して米軍との共同軍事演習を海外各地で 始めそうなのは問題である。<br />
いつの間にか中国を仮想敵国であるかのような動きが始まっている。一方で中国との貿易は米国とのそれを金額で上回り、不可欠である事が過小評価され過ぎていると思う。</p>
<h2>４．友好・交流の輪を拡げよう</h2>
<p>それにも増して日中間の長い歴史・文化の交流を軽視し過ぎていないか。英語が国際的に重要な言語である事は論を待た ないが、米国の支配層の考えである「合理的精神」を突きつめていくと、金が全て、力が全て、自由競争で勝者と敗者がいるのは当たり前という殺伐とした世界 になっていく。中国も幾多の戦乱を経ていてとても一筋縄ではいかないので充分な警戒は必要だが、胡錦濤主席の儒教を土台にした「和階社会」の理念は成功し ているし、一定の信頼は出来る国だと思う。</p>
<p>とにかく米国一辺倒で隷従して中国を敵視する政策は取るべきでない。交流の輪を少しでも拡げていく事が望まれる。成都も青島も厦門も大連も素晴らしい街並みになっている。どこも数時間で行ける本当に寛げる所なのだ。<br />
又豊かになった中国人に沢山来て貰い、日本の良さを体感して欲しい。今回関空に帰る便は満席で多くの中国人が乗っていた。（白いランニングシャツ姿の農民が国際便に乗る時代だ！）</p>
<p>私 は初めて中国へ行った時、平安初期に苦労して海を渡った空海が訪れたという西安の青龍寺へ行って見た。そこで求めた槐樹の数珠を今も大切にしている。今住 みだした所も高野山へ１時間半で行けるので縁を感じている。仏教は昨今は葬式仏教と揶揄されるが、簡単に捨て去る程値打ちの無いものではないと思う。<br />
お茶も漢字もいろいろ中国伝来のものは多い。この歴史的・文化的な太い絆はもっと大切にしていくべきではないだろうか。</p>
<div class='wb_fb_comment'><br/></div>]]></content:encoded>
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		<title>「次なる経済大国」　ジム・オニール氏著 北川知子氏訳を読み乍ら感ずる事</title>
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		<pubDate>Thu, 12 Apr 2012 00:38:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[owljii]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[国際金融]]></category>

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		<description><![CDATA[＜始めに＞ 世界最大級の投資銀行のゴールドマンサックス（以下GS）、リーマン ショックの嵐にも生き残った。その [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_448" style="width: 235px" class="wp-caption alignleft"><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/2012-04-14-八丈島フリージア.jpg"><img class="size-medium wp-image-448" title="2012-04-14 八丈島フリージア" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/2012-04-14-八丈島フリージア-225x300.jpg" alt="" width="225" height="300" /></a><p class="wp-caption-text">八丈島からの切り花</p></div>
<h3>＜始めに＞</h3>
<p>世界最大級の投資銀行のゴールドマンサックス（以下GS）、リーマン ショックの嵐にも生き残った。そのグループ会社GSアセット・マネジメント会長のジム・オニール氏の2012年2月の著書。「BRICs」の造語を生みだ し、2001年にチームで分析レポートを発表した事で有名な人物の新著は注目に値する。<br />
世界で起きる重大な出来事に関与している度合が高 く、むしろいつも引き金を弾いていると言ってもいいGS。ギリシャ危機も発端はＧＳだ。その真実を知る一人なので、一般人として抱く嫌悪の感情は別にし て、真相の核の部分は触れられていないにしても大きな流れについての見方を知っておく事は実に重要だ。大きく言えば大阪の橋下市長の背後にも関与の翳があ るのは当然だろう。</p>
<h3>＜テーマの概要＞</h3>
<p>「次なる経済大国」の帯に書かれている事が重要だ。→<strong><span style="color: #0000ff;">「日米欧の時代は終わった」</span></strong>。<span style="color: #0000ff;"><br />
日本が低迷する20年間、世界経済の勢力図は一変しつつある。いまや世界は成長の時代。驚愕すべき新たな現実が幕を開けようとしている。</span>…我々がこれらの台頭しつつある国々を全く異質な新興国市場と考えるのを止めるならリスクと機会のバランスを良く理解出来るに違いない。<strong><br />
私はBRICs諸国とインドネシア、韓国、メキシコ、トルコの8カ国を「成長国市場」と呼ぶ。</strong>これはマーケティングの戦略でもなければ、新しい投資ファンドを売る手段でもない。<strong><br />
誰もが、世界的視野に立って考える為の方法なのだ。</strong></p>
<p><strong>（私の意見）</strong><br />
上記の見解は本当に共感を覚える。特に日本人の比較的多くの人達には受け入れたくない現 実だからだ。それが日本企業のライバルに成長した中国・韓国への極度の反感になったり、今後両国の成長が止まる事を喜んだり望んだりする狭い料簡に通じて いて、つまらない感情的な予測本も多いのが現状だ。<br />
それを米国産軍複合体とその手先達にいいように利用され、マスコミ等に何も知らない癖に 好戦的言辞を吐いている連中が多いのも困ったものだ。米国の国益の為に、前原のように嗾けられて喧嘩する（フリだけでも）愚は絶対に避けなければならな い。こういう場合のマスコミの報道は煽るだけ煽る酷いものだ。（中国が強大になって今の経済優先で無くなり侵略的姿勢が顕著になった場合はどんなに不利で も断固戦う姿勢は必要だが）<br />
日米同盟を盲信し米軍が日本防衛の為に戦う事をアテにしている人達が多いのには驚く。こんなにも多くの米軍基地 が無ければ国を守れないのだろうか？米国の軍事基地のままいつまで占領され無理な事(郵政完全民営化も消費税増税もTPP加入も）を指示されていいなりに なっていたら気が済むのか？<br />
今や大金持ちになった中国資本が日本に投資する事を嫌悪する人達は、米国欧州資本の投資との違いは何だと言うのだろうか？貿易がどれだけお互いの為になっているか何故もっと取り上げないのか？<br />
隣国中国との長い交流の歴史は隅に追いやり日中戦争の歴史のみ強調する。一方大東亜戦争で米軍のなした事は全て忘却さすよう必死で隠し、教育で米国・国際金融資本に従順な人間を量産しようという長い計画があるように思われる。これはあまりにも対照的過ぎないか。</p>
<p><strong>衰退する欧米の仲間に入れて貰って、いつまでもＧ７だＧ８だと先進国気取りで特別会計から金を巻き上げられて喜んでいる場合では無いのだ。</strong><strong>官僚はIMFや世界銀行やIAEAのポストを与えられ大喜びだ。しかし米国一国覇権の</strong><strong>時代はもう終わりが近いのだ。<br />
既 に中国・インド・韓国・インドネシア等の「成長国市場」が世界の景気動向を左右している事は、財務省や日本経済新聞等米国の支配下にあり発言の自由の乏し い人達以外の経済に関心のある人には誰でもわかる事だ。ベトナム・マレーシア・シンガポール等も含めこれからはアジア市場で活路を開いていく必要がある。</strong></p>
<p><strong></strong>この当たり前な事の周知を妨害し、中国・アジア市場で日本企業の活躍を阻み、米国企業だけが進出しようとしていたのが田中角栄を潰 したキッシンジャーであり、小沢一郎を潰そうとしている米国の国策である。昔の政治家・官僚は日本の国益を大切にしたが、徐々に良識派官僚は排除されてい き、愛国派政治家に政治をさせず、米国の意のままになる官僚・マスコミのみが生き残り堕落政治家(国民無視・嘘が平気で自分の利益・地位保全しか考えない 連中）を操り官僚独裁をする異形の属国が今の日本の姿だ。</p>
<p>韓国は既に徹底的にコストカットされ現代グループは滅びサ ムソンの株も6割程は外国資本に握られ、いよいよ日本も韓国同様に完全支配しようとしているのがＴＰＰである。(韓国の野党の必死の抵抗も今の所かき消さ れているがいつまでもいいなりでは済まないだろうと思うが激烈な競争社会で良く頑張っているが気の毒な位だ）</p>
<h3>＜序章　想像を絶する成長＞</h3>
<p>リーマンが破綻した3週間後、オニールは結婚25周年記念旅行で2週間のエベレスト山麓トレッキング旅行に行った。その結論は自分達が考えていた「グローバル」危機も、少しもグローバルで無く、西側諸国だけの問題だと気付いた。</p>
<p>BRICsを名付けて10年後の今日これらの国がいくつかの新星と共に現在から未来に向けての<strong>世界経済の成長エンジン</strong>である事をさらに強く主張しておきたい。<br />
世界金融危機が起きると多くの人々がBRICsの成長物語は終わりだと考えた。直後BRICs株式市場も先進国以上に暴落した。しかしBRICsは世界経済 基盤の激震を乗り越え、これまで以上に逞しい姿を見せた。2001年4カ国合計GDPは約3兆ドル。今は約4倍の11～12兆ドルだ。(世界全体は２倍） これは日本とドイツが新たにもう一つずつ生まれたに等しい。</p>
<p>2005年バングラディシュ、エジプト、インドネシア、イラン、韓国、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナムを「ネクスト１１(N-１１）」と名付けた。このコンセプトも幅広く受け入れられたが、特に<strong>韓国、インドナシア、メキシコ、トルコの4カ国はBRICsと共に「成長国市場」だ。</strong></p>
<p>BRICsの台頭とその後の成功は多くの人々を驚かせている。<strong>膨大な数の国民の生活を変え始め、貧困から脱出させ、大きな野心を抱かせ</strong>…<strong>後続する国々の明るい展望は、現代社会を彩る壮大な物語である。</strong></p>
<p><strong>(私の意見）</strong><br />
近年旅行で、中国(上海・深圳・北京・大連・厦門・成都・青島）・インド・トルコに行って感じた明るさ・発展の息吹きはまさにここに書かれている通り。イギ リス・オランダ・ベルギー・ルクセンブルグ・イタリア・チュニジア・スペイン・フランスの停滞も同様だ(ドイツは頑張っていると思う）。<br />
日本の書店に並ぶアンチ中国のバブル・体制崩壊願望論の視野の狭さに呆れる他はない。昔見た韓国・メキシコの近年の発展振りも見たいし、まだ見ぬロシア・ブラジルの興隆振りも是非この眼で見、肌で感じたいものだ。</p>
<p>しかし、ここまではあくまでもGSという成長の果実の多くを奪い味わう立場の人の言う世界であり、現実では裏面で地下で苦しむ人達の翳も併せ見て行く必要はあるのだが。</p>
<h3>＜最後に＞</h3>
<p>この本の本番はこれから始まり１章～９章、終章とあり各章の表題に止めるが、是非ご一読をお勧めする。<br />
第１章　BRICsの誕生<br />
第２章「新興」から「発展」へ<br />
第３章　BRICsーブラジル・ロシア・インド・中国<br />
第４章　勃興する成長市場<br />
第５章　成長に伴う資源は充分か<br />
第６章　次なる消費大国<br />
第７章　歴史を超える新たな同盟<br />
第８章　世界経済の新たな秩序<br />
第９章　塗り替わる世界経済地図。<br />
終章　　世界はよりよい時代に</p>
<p>ただ１つ付言したい事は、米国の金融資本の中核にいるGSAMのオニールの世界観はとっくに<strong>G2(米国と中国)時代</strong>である事、米国→中国へと徐々に覇権ウェイトが移行する（いずれ１０年位でGDPが逆転する）事を前提にしており、かつ楽観的な事だ。<br />
この事は米国の支配下でその手先と化した日本の官僚・マスコミ・堕落政治家の眼を通した世界観と、中国の将来についての見方はかなり異なったものである事だ。<br />
日本は原発被曝問題やTPP・消費税問題を抱える今こそ、時間のゆとりと小金のある団塊以上の人達（どうも欧米崇拝から抜けきれぬが）や、金が無くても語学 が充分で無くても若さという最高の財産を持った人達はどんどん世界に飛び出し、この動きに触れ、息吹を直接感じ、活躍の場を切り拡げて欲しいものだ。</p>
<p>と にかく腐りきった視野の狭い官僚・マスコミ・堕落政治家(菅・仙谷・野田等の変節は政治屋以下）の支配下に入りつまらない人生を送るので無く、広い世界へ 飛翔を図るなり、太い繋がりを持つ事が普通の国民にとってこれほど重要な時期は無いだろうとつくづく思う。</p>
<div class='wb_fb_comment'><br/></div>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>世界の金融経済の動向について</title>
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		<pubDate>Wed, 14 Mar 2012 04:03:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[owljii]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[国際金融]]></category>

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		<description><![CDATA[＜始めに＞ 今はまだ欧州危機が注目を浴び続けているが、これが今後日本にどう波及して来るのかについて、とても分か [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<h2><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/20110331131759.jpg"><img class="size-full wp-image-434 alignright" title="20110331131759" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/09/20110331131759.jpg" alt="" width="176" height="144" /></a>＜始めに＞</h2>
<p>今はまだ欧州危機が注目を浴び続けているが、これが今後日本にどう波及して来るのかについて、とても分かり易く面白い本があるので、その概要を纏めつつ日本の近未来について考えてみた。<br />
私の基本認識は、本当の金融危機にある米国が日本崩しを狙っており、その一手段に「日本国債崩し」戦略がある。それに対しキチンと認識し、防禦体制を固める必要がある、という事です。</p>
<div>
<p>書名：「ブーメラン」マイケル・ルイス著、東江一紀訳、文芸春秋刊。<br />
著者：1960年ニューオリンズ生れ。プリンストン大学→ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス<br />
→ソロモン・ブラザーズ→作家<br />
副題：欧州から恐慌が返ってくる、メルトダウン・ツアーにようこそ！！！</p>
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<p>内容：<br />
序章　　欧州危機を見通していた男<br />
第1章　漁師たちは投資銀行家になった<br />
第2章　公務員が民間企業の三倍の給料をとる国<br />
第3章　アイルランド人は耐え忍ぶ<br />
第4章　ドイツ人の秘密の本性<br />
第5章　あなたの中の内なるギリシャ<br />
解説　　藤沢数希</p>
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<p> 【序章の概要】<br />
サブプライム危機の最中の2008年末、大儲けしたその男（カイル・バス）の関心は、遠い外国にあった。「これはもっと大きな危機の兆候にすぎない。ギリシャは2年以内に破綻する」</p>
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<p>アメリカの住宅ブームが長続きしないだろうと思っていた人々は大勢いたが、CDS市場でアメリカ金融界が広範囲にわたって焼け落ちるほうに賭けた人間は、ほ んの１５人程で、そのほとんどがロンドンかニューヨークにあるヘッジファンドの経営者。そのうち著者の取材に応じたのがヘイマン・キャピタルのカイル・バ ス一人だけだった。<br />
カイル・バスはベア・スターンズで債権セールスを7年。貯めたおカネと集めたおカネをサブプライム・モーゲージ債市場崩れに賭け、ベア・スターンズも含め崩壊したが、カイル・バスは財をなした。</p>
<p>バスが新たに夢中になったのは、国家。ウォール街の投資銀行が組んだ怪しげな有価証券絡みのリスクをFRBが吸収。他の裕福な先進諸国の政府も、アメリカと同じような対応をしていた。<br />
豊かな国々の公的債務は急速に膨らんだが、そこには各国の銀行システム内部の債務も含まれていて、新たな危機を迎えると政府に転嫁される事になる。</p>
<p>バスは独自に4カ月かけデータを収集。アイルランドは1年あたりの税収の25倍の債務を貯め込んでいた。スペインとフランスは歳入の10倍。歴史上はデフォ ルト水準だ。→国のバランス・シートについての第一人者ケネス・ロゴフ（ハーバード教授）も情報を持たずこんな酷いとは信じ難いとしていた。<br />
ギリシャ、アイルランド、日本等では金利が少し上がっただけで、国家予算がそっくり債務の金利支払いに費やされる事態に立ち至ってしまう。その事に市場が気付いたら投資家の心理に変化が訪れる・・・<br />
恐らくギリシャが真っ先に潰れて、もしかするとユーロ崩壊の引き金になるかも知れない・・・いつになるか迷うが早く安いうちにCDSを買っておこう・・・その通りだとして一般の人間に何が出来るか・・・銃と金の現物を買いなさい</p>
<p>2 年半経った2011年夏・・・ギリシャはまさに債務不履行の瀬戸際に、アイルランドとポルトガルは大々的な救済措置を求めている、日本の財務相は代表団を 米国に派遣して10年物国債5千億ドル分の買手探しにピムコやブラックロック等の大手債権ファンド巡りをしていた。・・・カイル・バスは日本とフランスの 破綻に賭けている・・・2度に亘り正しかったカイル・ボスの原点はアイスランドを巡るボードゲームが基点のようだ。</p>
<p>【第１章の概要＝アイスランド】<br />
人口32万人余の漁師の国に2003年突然アメリカの投資銀行家が押し寄せ「重要なのは金を借りて買って値段を上げること」と煽られ、漁師たちがぼろ資産を 買い漁るにわか投資銀行家になり金融国が誕生したが2008年破綻。悲惨な状況になっている顛末が滑稽で、失礼だが面白い。</p>
<p>→東大をトップで卒業した（聡明な筈の）著名な元官僚の一流経済学者？野口悠紀夫氏は破綻前アイスランドを日本も見習い金融立国を目指すべきと絶賛していた。今でも何故か権威？です。<br />
（今の公的年金制度の矛盾の分析・指摘も正しそうだが、この見解も盲信は出来ません）</p>
<p>【第２章の概要＝ギリシャ】<br />
公務員が民間企業の三倍の給料をとる国。その上賄賂を受け取る公務員がゼネストをうつ！倒錯の国。徴税も選挙の年はまともに機能しないし、土地登記もないら しい・・・20年前当時の財務相が、ギリシャの鉄道利用者を全員タクシーに乗せたほうがまだ安上がりと言っていた・・・今回の破綻危機では男55歳女50 歳からの手厚い年金は世界中に有名になった。</p>
<p>ユーロに加盟する為には財政赤字をGDP比で3％以下にしなければなら なかったギリシャは国家支出を粉飾してユーロにもぐりこんだ。粉飾を演出指導したゴールドマン・サックスはギリシャが意のままに金を借り、使えるからくり を作り、宝くじ収益や高速道路料金、空港税、EUからの資金援助まで証券化した。<br />
→経営の苦しいゴールドマン・サックスが今これを明らかにしたのは、米国の危機から眼を欧州に逸らす意義も大きいのではないか。まさに文字通りのマッチポンプです。</p>
<p>事態が一変したのは2009年10月ギリシャ政権がギリシャ正教の聖地アトス山のヴァトペディ修道院が資産価値の無い湖を政府に売り付け、価値の高い官有地 と変えたスキャンダル（恐らく贈賄）で倒れ、替ったパパコンスタンティヌ財務相が財政赤字を3.7％→2週間後12.5％→実際14％近い事が判明と発表 してからだ。・・・それにしても修道院のトップ2人は凄腕だったようだ。</p>
<p>減免して貰ったとはいえ、莫大な借金を抱えばらばらな私利を追求するのに馴れきったギリシャ人の生活の再構築は可能なのだろうか？</p>
<p>【第３章の概要＝アイルランド】<br />
人口４５０万人。1938年イギリスから独立し1949年英連邦からも脱退した国だ。<br />
外国から資金と人が流れ込み、由緒ある三大銀行が不動産融資に狂奔。しかし、そのバブルが弾けると銀行の借金を政府が保証、納税者であるアイルランド人はじっと耐える事を強いられている。</p>
<p>アングロ・アイリッシュ銀行（世界広しと言えどこれ以上に酷い銀行はないらしい）。アイルランド銀行、アライド・アイリッシュ銀行と併せ、資本主義者が故意 に資本主義を破壊する時代とはいえ、この国の銀行家達ほどの記録的スピードで破壊した者は存在しない。金を借りた人達が自分達同士で土地を買い、一時は謎 の経済成長を果たし10年近く魔法にかけられたような暮らしを送った後に多額の損失を抱えたのだ。途中でモーガン・ケリー・ダブリン大教授が警告を発した が誰も聞かず、皆がソフト・ランディングする見こみ等と言いながら・・・今や政府・銀行はアメリカの投資銀行家と、豪の経営コンサルタントと、ドイツ人等 のEU幹部に占領されてしまった。</p>
<p>国民は大勢のポーランド人等の移民労働者と共に故国を離れようとしている。失業率も１４％、政府の財政赤字はGDPの３２％。誰もが落ちぶれてしまっても殆ど騒がず耐え忍んでいるのだ。</p>
<p>【第４章の概要＝ドイツ】<br />
ド イツ人の秘密の本性。危機に陥る欧州諸国の中でドイツだけが頼みの綱だ。ドイツ人がギリシャ人の放蕩の付けを自分達が払わなければならないのかという問い に直面している。ヨーロッパ金融の命運を握っているのはドイツで、本質的にドイツの通貨であるユーロの恩恵に与りたいならもっとドイツ人らしさを身につけ るしかない。</p>
<p>ドイツの特異性＝他の国々は外貨を燃料にさまざまな愚行に走ろうとする。ドイツ人は銀行を通じて自分の 金を外国人に差し出し、愚行に走らせようとする。借入ブームの中、ドイツの銀行家は、わざわざ泥にまみれようとしたのだ。アメリカのサブプライムに、アイ ルランドの不動産貴族に、アイスランドのにわか金融業者に、ギリシャにも・・・金を貸して、ドイツ人が絶対しないような事をさせた・・・<br />
国内では慎み深いのに・・・</p>
<p>ド イツの銀行＝ニューヨークほど金融機関に監視の眼が行き届いている所は無いと信じていた・・・一方ニューヨークでは「こんなくずを買う奴がいるもんか。待 てよ、ベルリン州立銀行がいる！」と言っていたのに・・・デュッセルドルフのIKBもロンドンの債権セールスから「汲めども尽きぬ現金の泉」と言われてい た・・・<strong>アメリカ人が公式ルール以外のものに則ってゲームをしている可能性</strong>に気付かなかったのだ。トリプルA債権の過去の実績を見てリスクは存在しないと鵜呑みにしたのだ・・・</p>
<p>反ユーロエコノミストはユーロを2種類発行し二線級はギリシャ、スペイン、イタリア等の踏み倒し国、一線級をドイツ、オーストリア、ベルギー、オランダ、フィンランド、迷ってフランスも入れてあげる案を言っている位だが、どう決着していくのだろうか。<br />
→個人的には長い目でユーロの復権を信じている。</p>
<p>【第５章＝カリフォルニア州】<br />
ギリシャで起こった事は対岸の火事ではない。飽食の末に、立ち行かなくなった自治体があちこちで悲鳴をあげる。誰もが自分の事しか考えないとき、大事なものが失われる・・・</p>
<p>＜アメリカの不思議な優越的立場＞<strong><br />
格付け機関がアメリカの信用格付けを史上初めて引き下げた直後アメリカの国債が急騰</strong>し、新発の十年物国債の利回りが過去最低の2.04％に落ち込んだ・・・要するに<strong>アメリカ政府には白地の小切手が与えられている</strong>のだ。不安定さが臨界点を超えると反転するのだが・・・<br />
→ドルの崩落は本当に起こり得ないのだろうか？</p>
<p>①アメリカの年金原資の深刻な状況<br />
2010.12.19 米国ニュース番組「60ミニッツ」でウォール街の民間アナリストのメレディス・ホイットニーが、アメリカの地方自治体の赤字は年間五千億ドルを超えてお り、定年退職者に支払うべき金額と、実際に手元にある金額との間に一兆五千億ドルの開きがあり・・・この数字も楽観的な誤差を含んでいて・・・深刻度は変 わらない。支払いは不可能なのだ・・・しかし州が債務不履行になるのでなく押し付けられる郡や市に深刻な問題が発生する、と発言→翌日地方債市場が暴落。 →各州の経済の縮小が大きいのが原因のようだ。</p>
<p>1980年に州の年金原資のうち株式市場に投資されたのが23％だったのが、2008年には60％に拡大している。FRBが金利ゼロなのに年利８％を標榜、資金不足の医療保険制度、州への交付金の削減、景気の軟調が重なっているのだ。</p>
<p>②最も危ない州カリフォルニアと一番憐れむべき市ヴァレーホ<br />
2004 年から７年間舵取りをしたシュワルツネッガー知事。就任2年目で州の支出に対する制限、自党に有利な選挙区改定の禁止、公務員組合の選挙費の制限、学校教 師の在職期間の延長の４案全て否決された。カリフォルニア政治制度は、選ばれても、制度の壁で阻まれ、失態を見て住民は愛想を尽かすという「悪魔の循環」 で、有権者が自分達の選んだ人間を見下し続ける可能性を最大化するように設計されている。<strong>10年間で職員の給与が65％上昇</strong>し、高等教育5％減、社会福祉費5％増、講演・保養施設費は同じだったそうだ。<br />
→2010年9/13のシュワルツネッガー来日時前原国交相と面談の本当の目的は州債の購入依頼といわれている。（2兆円購入説もある）<br />
2008年ヴァレーホは破産宣言。警察官・消防士は半分になり機能不全で市民との関係は最悪に。守らない、消せない状況らしい。</p>
<h2>＜終わりに＝私の見解＞</h2>
<p>ユーロ危機は、壮絶な2回の世界大戦を経験した欧州が再度分裂するかどうかの危機だが、これからも小波乱は繰り返すだろうが、紆余曲折があっても乗り越えて結束強化に向かうと思う。</p>
<p>となるとカイル・バスのような獰猛なヘッジファンドの次なるターゲットは日本になるのか？<br />
1～2年前から日本の国債には多大の問題があるとされている。<br />
・日本の銀行が日本人の預金で購入しているが、団塊世代の退職で今後預金の取り崩しが予想され、国債購入資金がショートするのではないかという懸念。<br />
・そもそも日本の持つ米国絡みの債券の価値がまだ明らかにされていないが既に大きく毀損されているのではないかという疑いが強い。<br />
・日本が米国に持つ金融資産は事実上凍結されており引き出す事は出来ないのではないかという懸念は深まり一般人にも浸透している。<br />
・中韓の台頭等貿易の構造が大きく変化し日本の輸出産業の優位性が急激に失われている状況<br />
・これに福島原発問題が重くのしかかっている。</p>
<p>財務省のTPPや消費税増税の断固たる強行突破姿勢や、米国資本の別働隊と思われる維新の会の活動を見ていると、米国は日本人の健全な勢力を力で押さえ込み、本気で日本の資産の殆どを奪って延命を図ろうとしているように見える。</p>
<p>カイル・バスのヘイマン・アドバイザーズが日本国債のCDSで大儲けして大富豪にならぬよう日本の財政を官僚連合体と子分だけに大甘で、米国の要求に屈し続ける財務省の思うままにさせていてはいけないと強く思います。</p>
<p>しかし、どういうシナリオになるか見続けなければいけないが、これまでの延長線で済む筈はなく、大激変に見舞われる時期が近付きつつある事だけは確かでしょう。</p>
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		<title>中国　中東　ＦＲＢ</title>
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		<pubDate>Sun, 06 Mar 2011 12:16:54 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[中東]]></category>
		<category><![CDATA[国際金融]]></category>
		<category><![CDATA[米国]]></category>

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		<description><![CDATA[私達は今暮らしに直結する歴史の大転換点にいる。世界の大きな３つの動きについて大掴みに把握する事が大切である。  [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_243" style="width: 280px" class="wp-caption alignright"><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2011/03/P6180018.jpg"><img class=" wp-image-243 " title="P6180018" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2011/03/P6180018-300x225.jpg" alt="" width="270" height="203" /></a><p class="wp-caption-text">深圳</p></div>
<p>私達は今暮らしに直結する歴史の大転換点にいる。世界の大きな３つの動きについて大掴みに把握する事が大切である。</p>
<h3>１．中国の脅威・中国の住宅バブル崩壊論</h3>
<p>最近日本に帰化した石平氏の講演を聞いた。中国の海洋進出の日本への脅威と、住宅バブルの危うさが２大テーマだったと思う。説得力のある話が多かったので更に知る為に同氏の多くの著書の中で「中国大虐殺史」を読み、中国の脅威についても考えてみた。</p>
<p>【中国の脅威】<br />
＜「中国大虐殺史」の要旨の一部＞<br />
日中の歴史認識で争点になる「南京事件問題」の本質と、中国共産党政権の残忍な性格を理解出来る好著である。それにしても歴史上の真実の惨劇に正面から向かい合うのは中々辛かった。</p>
<p>毛沢東の革命は本当に多くの人達の命を奪ってなされたものであった事が良くわかる。中国共産党は１９２１年７月上海で第１回党大会を開き、コミンテルンの中 国支部として発足以来中国史上最長の大規模な暴力・殺戮の時代が続けて来た。革命とは「破落戸というならず者達との共謀殺人」だとの事。「北伐」に始まり 「一村一焼一殺」「紅軍大粛清」「長春兵糧攻め」「土地改革運動」「鎮反」「粛反」「反右派闘争」「文化大革命」と続き１８年前の天安門事件に至る迄の歴 史は絶対的権力者の恐ろしさが私の想像力を遥かに超えたレベルのものであった事を教えてくれる。</p>
<p>石平氏によれば「南 京問題」は「天安門事件」等の本物の殺人者が日本に怨恨を転嫁させようとする口実に使っているとの事だ。又、上記の数々の暴虐をやり続けた中国共産党が、 その後ソ連やベトナムやインドと国境を巡って争ったが大きな成果を得る事が出来なかった為、今度は海洋に進出拡大していく戦略に舵を切ったので、今後はま ず台湾いずれ日本への侵略は必須であり、日本はそれに対して充分備える必要があると強調している。</p>
<p>自立した日本として、日中戦争に巻き込まれず日中友好を実現して生き抜いていく為にも、中国への厳しい視点と対抗策も必要である事は理解出来た。</p>
<p>【住宅バブル崩壊論】<br />
人民元は小幅な変動幅を取り入れたものの、まだ米ドルとのペッグ制を基本としている。その幅の範囲で僅かな利上げが続いているが米国から見れば全く不十分で、この点で両国は折り合わないままだ。</p>
<p>又、 住宅バブルの現状が楽観出来る状態ではないのは確かだが、何せ中国の発展はまだ臨海部が主体で内陸部はまだまだ成長の余地が大きく、国際的な資源不足の時 代だが中国は資源確保競争で健闘しており、資源さえ確保出来れば今後の成長余力はまだ大きい。今後多少の調整局面はあっても致命的なものにはならないと見 てまず間違いがないと考える。</p>
<p>中国を語る人達の多くがまだまだ研究・情報不足のものが多く、見方が一面的で感情的な 偏狭なものが多過ぎる。より正確な実情の把握が必要で中国が悪くなる事を期待するのではなく、どう友好を維持しつつ飲み込まれないように対抗していくのか という基本的立場・意志の確立が必要である。</p>
<h3>２．中東</h3>
<p>中 東の政変・政争が繰り広げられている。各国毎にそれぞれ事情があるようで、正確な所は把握が難しくじっくり推移を見守るしかないが、いくつか見えて来た事 がある。一つはサウジやカタールやUAE等日本が約８割原油を依存している国々は巨大な原油の収入により、豊かで貧富の格差はあっても一般の国民も生活は 充分可能で大きな不満があって王政の転覆を求める勢力は弱い事である。又国民を監視する体制も万全で情報統制も進んでいるようで、これ以上のドミノ現象に は至らないようだ。</p>
<p>ここでも一つだけはっきりしている事は、今後原油価格も他の資源同様高騰していくので、只でさえ高まっていた産油国の経 済的優位さが今後ますます高まっていくだろうという事である。それは日本のような原油輸入国にとっては今より更に恐ろしく辛い局面になっていくという事で もあるのだ。</p>
<p>チュニジアやエジプトは中東の中では比較的貧しい国々であった事が政変に至った要因のようだ。リビアは 内戦の様相を呈しているが、いずれの国もＴｗｉｔｔｅｒやフェイスブック等が一役買ったようだが欧米の関与の真実は諸説あるのでどれが本当か今後徐々に明 らかになっていくだろう。現段階ではっきり言える事は米国の指導力の低下が顕著であったという事だ。</p>
<p>いずれにせよイ ランや各国内のイスラム同胞団の力が拡大してイスラエルへの脅威が増え、近い将来の限定核戦争の危険が増していくという見方も根強く存在する。しかしこん なにイスラエルには不利と見える情勢下でも、彼らの入植地ではパレスチナ人に対し攻撃を強化している実態もあるようでその強靭さには驚くしかないのだ。</p>
<h3>３．ＦＲＢ</h3>
<p>リー マンショック以降世界の金融情勢は米国のＦＲＢがドルを刷りまくりそのカネで世界のマーケットに影響を及ぼしてきた。一つだけはっきり言える事はリーマン 後ますます巨大化したGS等の巨大金融資本は更に権益を拡大しており、巨大コンピューター取引を駆使し日本の金融資産を騙し取り続ける仕掛け作りに余念が ないという事なのである。</p>
<p>ギリシャ危機を出発点としてユーロ危機を演出したGS達は、ギリシャの国家破綻からユーロ 崩壊が起こりかねないと演出して、底値で日本に手離させユーロ買いに転じそこでも大儲けした。次は日米欧の債券バブルを崩壊させて大儲けをしようとしてい る。これだけドルを刷れば大幅円高必至なのだが一筋縄にはいかないようだ。途中一時的円安を演出するかも知れないが、大きくは円高にしてTPPや消費税増 税により日本経済を困窮させた後、債券バブルを崩壊させ急激なインフレを起こし日本を財政破綻に導き日本の資産を纂脱をして最後の大博打で史上を崩壊させ 大儲けしようと企んでいると思われるがどう展開するか。日米欧共何が起こってもおかしくない崖っぷちに立っているのである。</p>
<p>ＦＲＢ 東京支店と言われる日銀は今はそれ程積極的共犯ではないようだし、これ以上の打つ手に乏しいが問題は財務省である。藤井氏や与謝野氏等高齢の政治家・高級 財務官僚は大きく変貌した世界の金融経済の実態を理解出来ないようだ。彼らを隠れ蓑にしてＦＲＢが取り仕切る巨大金融資本の方針通り忠実に動く機関に成り 下がっているのが最大の問題なのである。</p>
<p>日経や朝日も全く同罪であり、GS等の巨大金融機関や今や債券市場の崩壊に 賭けたピムコの作戦通りに乗せられてカモになっていく公算が強い。リーマンの時に、あれだけ無能さが明らかになった格付け機関の格付けを未だに信じている 日本の金融機関や機関投資家は愚か過ぎる。彼らの資産はこれから１～２年で本当に毟り取られる事になるだろう。よくもまあこんな見え透いた騙しのテクニッ クに騙され続けるものか呆れる外はない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回も大き過ぎるテーマで、それぞれの専門家が多数 研究しているテーマを論じたが、この１～２年が決着の時期だと思う。いずれも明るくない内容であり国難のような事ばかり書いたが、ざっくり見れば当たらず とも遠からずだと思う。お金持ちには紙幣でなく現物を沢山持っておくという手があるが、そうでない私達に出来る事は困難に立ち向かえるように精神的に備え ておくしかないのである。</p>
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		<title>中国雑感</title>
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		<pubDate>Mon, 27 Dec 2010 05:31:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[owljii]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[国際情勢]]></category>

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		<description><![CDATA[中国泉州市・清源山・老子石像前 ＜はじめに＞ 日本人は中国嫌いの人が割合多く親中国派と呼ばれたくないようだ。今 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2010/12/PC140152.jpg"><img class="wp-image-159 alignnone" title="PC140152" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2010/12/PC140152-300x225.jpg" alt="" width="240" height="180" /></a><br />
中国泉州市・清源山・老子石像前</p>
<p>＜はじめに＞<br />
日本人は中国嫌いの人が割合多く親中国派と呼ばれたくないようだ。今後更に世界の政治経済で力を増していくと思われる中国。日本の安定にとって、日中友好平和促進は極めて重要であり国益にかなう事であるので、この感情のわだかまりの克服が必要だと思う。何故中国人が好きで ない人が多いのか？どうしたら普通の国民の感情を友好促進の方向に改善していけるのかについて考えてみたい。</p>
<p><strong>１．尖閣諸島の漁船船長拿捕事件があった現在は中国の脅威に怯え過ぎ<span style="color: #0000ff;"><br />
→これは米国産軍複合体・官僚・マスコミの自分達の既得権益擁護から始まった事なのに…</span></strong></p>
<p>「中 国は覇権を求めず、日本は中国に敵対せず」を貫けば問題は起こらないという基本認識が重要である。中国は覇権を求めないと中国の首脳は度々言っている。米 国の一国覇権主義に比べたら中国は穏健に見える。中国の軍拡の実情や軍事戦略については冷静に実態を掌握して監視して対話を重ねたら良い。尖閣諸島の領有 権が日本にある事は明白でありこの事は毅然として主張したら良い事だ。</p>
<p>ところが経済が疲弊しきった米国の産軍複合体 は、戦争又は戦争に備えた警備特需を求めて尖閣諸島や朝鮮半島の緊張拡大を望んでいる。米国は日本の外務省・防衛省・自衛隊を事実上指揮下に置き、中国・ 北朝鮮を仮想敵国に見たてさせて日韓の軍事関連予算を増やし利益を得ようとしているのではないか。事実上陸海空に次ぐ第四軍となった海上保安庁に命じて漁 船を捕まえ船長を逮捕したり黄海で軍事演習をして北朝鮮を挑発しているのだ。マスコミはこの米国の戦略を隠して、一方的に中国の領土的野心による横暴だと 仕立てあげたり北朝鮮からの攻撃を懸念させて、日本人の嫌中・嫌北朝鮮の感情を煽り続ける事に必死である。尖閣の船長逮捕に抗議する僅か５００人程度と言 われる反日デモを繰り返し報道が嫌中国感情を拡大した。</p>
<p>→勿論、日本人関連施設を毀損するデモは許されない事であるが。そして残念ながらこの世論誘導に乗せられてしまう日本人が多く、中国を嫌ったり避けたりする人達の比率が８０％程度？いると思われるのが嘆かわしい実態であろう。</p>
<p><strong>２．過去の日本の侵略の歴史について最低限の知識を持つ事と、今の中国をもっと知る事の両方が必要である。</strong><span style="color: #0000ff;"><strong><br />
→日本の既得権益層は元日本軍関係者かその縁者が多い。戦争の加害行為の隠蔽と過剰な責任回避・防禦の姿勢が強いと思う</strong><strong>。過去の大日本帝国の栄光に浸った意識の持ち主も僅かながら残存している。こういう時こそ、日中の過去の歴史に、ありのまま何があったのか確認する立場が大切なのだ。</strong></span></p>
<p>近代の歴史を冷静に振り返れば、中国は清国の時代からずっと受け身であり英・仏・独・露等西欧列強や日本の帝国主義国に侵略され、それと闘い続けてきた歴史と言えるのではないか。日本がその中でも最大級の加害国になっていった事は紛れもない事実である。</p>
<p>多 くの日本人の歴史認識は大変低いレベルに止まっている。戦後の教育は古代・中世は教わっても近代は殆ど教わっていず、司馬遼太郎等を読んで明治の日本の隆 盛ぶりを喜んでいる人が多いのだ。少なくとも高校の教科書レベルの日中の闘い（日本の侵略）の知識が必要と思うが時間切れで充分教わっておらず、一部の人 を除いて私も含めて殆どの人が基本的な事実を知らないと思う。これが最大の問題なのだ。私も今回基本的な知識を再確認し乍らこれを書いている。</p>
<p>この満州国の中心的存在だった満鉄の調査部が今の日本のマスコミを支配している電通の前身だと分かると今の日本の報道ぶりも大いに頷けるのだ。</p>
<p>中 国は、日本のシナ事変・大東亜戦争のような帝国主義的な大規模な武力侵略は行っていない。むしろ被害者であった期間が長かったのだ。日中戦争や第二次世界 大戦の歴史で中国との論争になるのは、南京事件の中国民間人被害者の数の問題がある。この件は数の多少を感情的に争う問題でなく両国の歴史学者が冷静に調 べるべき話であり、いずれにしても加害行為があった事は間違いないのだ。最近海南島でも慰問婦にされた人達が日本で裁判を起こしたが敗訴になっていた事実 を始めて知った。今は日本人がゴルフを楽しむ島だ。勿論、靖国神社参拝の問題が依然として最大のテーマになる事も避けて通れない事実だ。</p>
<p>日本の指導層に多くの軍人ＯＢの人脈がいて強大な権力を維持している為、過去の加害行為を突かれたくない意識は強いのだと思う。最近戦時中に中国で生きた人の人体解剖もやった軍医がやっと重い口を開き事実を認めたケースもあったようだ。</p>
<p>＜大連・旅順観光で知った事＞</p>
<p>又、 敗戦前後の悲惨な体験を語りたくない人達も多いのだ。最近ＮＨＫは坂の上の雲で日本海海戦の秋山真之参謀の活躍を英雄視して放送しているが戦争はそんな カッコいいものである筈がない。日露戦争で大激戦を繰り広げた旅順の２０３高地の要塞等を１０月に見て来た。当時の激戦を今に感じさせる場所がそこに生々 しく残っているのだ。乃木将軍とステッセル将軍の会見の場の水師営は粗末だが重要な歴史の跡を留める小屋が残存していた。数台のバスが連なり、中国の高校 生と思われる人達が整列して真剣に歴史を学んでいるのだ。旅順～大連の途中に1909年にハルピンで伊藤博文を暗殺した韓国独立運動の活動家安重根を収容 獄死させた監獄も見た。狭い重苦しい監獄が観光のルートに入っていたのだ。妻は途中でもう見たくないと離脱した。</p>
<p>大 連は噂に違わぬ実に美しい街並みだ。近代化も進んでおり、仙台の美しさを更に大規模にして、整然と街づくりされた落ち着いた大都会と言ったら良いだろう か。満州国ゆかりの建物がほぼ残存しており約100年前の日本の日の出の勢いを感じさせるのは確かだ。満鉄の跡には川重製のとてつもなくでかい機関車が１ 台残って往時をしのばせる。又ロシア風の建物が残存する地域があったり、今は世界の資産家の隠れた別荘地の一帯でもあり本当に魅力たっぷりの都市だった。</p>
<p>立 ち寄った大連賓館（旧大和ホテル）は１９１４年竣工の当時の一流ホテルで往時の華やかさを偲ばせる。１９７２年９月に北京で「日中共同声明」に調印した が、その電撃的交渉成立前に田中角栄元首相と周恩来元首相が事前に交渉した部屋が当時のままらしく、その田中角栄が座った椅子に座って偲んで来ました。</p>
<p>し かし敗戦前後の日本人は本当に悲惨だったようだ。残った日本人のうち恵まれていた少数の医師や教員（安部公房と清岡卓行）も日本人の財産没収を手伝わさ れ、その恨みで引き揚げ船内で凄惨なリンチに遭ったり、コレラも酷かったようだ。地獄図が繰り広げられた船の出た大連の埠頭はホテルの窓から俯瞰出来る。 日本が作った実に美しい埠頭だった。ここから引き揚げ船が舞鶴に向かったのだ。</p>
<p>致命的なのは戦後の日本の教育でこう いった大正・昭和の近代の歴史を殆どやってこなかった事だ。誰でも酷い経験は語りたくない。戦後生まれの私の同世代は親からも教師からも中国侵略の歴史的 事実をあまり教わらず充分知らないまま育った。それに背を向けひたすら米国の経済圏で経済発展に邁進し成功してきた。英語はある程度覚えて欧米の文化には 馴染んだ人は多いが、遥か昔から交流の深かった中国に馴染みのある人がまだ本当に少ないのだ。</p>
<p>まして中国語が分かる人は極めてまれで中国人と日本人がビジネスは英語でやる事も多い現状であるが、一般の英語が充分でない国民同志での正しいコミュニケーションは容易ではない。</p>
<p><strong>３．経済大国になったプライドと、巨大な市場かつ強力なライバルとなった中国へのとまどい</strong><br />
戦後経済大国に成長した日本は1980年まで朝鮮戦争やベトナム戦争特需もあり繁栄を謳歌した。バブル崩壊後も官僚・マスコミ・大企業の特権層は自らの権益 はむしろ拡大させつつ、従業員の待遇を切り詰め、正社員の採用を控えて乗り切ってきた。平成になってから更に米国の年次改革要望が厳しくなり、それに対応 してきたため中間層は大幅に抉り取られ、分厚い下層の労働力を作りだす為に労働者派遣法が制定された。その結果、日本の格差は先進国中で上位になってし まった。</p>
<p>特権層は衣食住（やや狭いが）とも世界トップクラスの生活を享受していると思う。少なくなって来た中間層ですら贅沢さえしなければデフレもあり、給与は抑えられても世界の中ではまだ高い水準の生活を享受していると言えよう。</p>
<p>こ ういった恵まれた人達からすれば中国の食品衛生や環境問題での後進性は蔑視の対象となるのだろう。実際の中国はこの面でも改善が著しく、特に沿岸部の大都 市の市街地の緑化・清掃は見違える程進んでいるのだが（私はまだ内陸部は殆ど知らない。２０年前西安に行っただけだ）。</p>
<p>６ 月に上海万博に行った際、行く度にキレイになっている上海には驚かされてきたが、立ち寄った深圳も事前のイメージが吹っ飛ぶ緑のある近代都市になってい た。多くの日本人は欧米や他のリゾート地への憧れは高いが身近の中国への関心は薄いままだ。行ったら快適で楽しい所なのだが。</p>
<p>実際に中国に行かないので分からないままＴＶ新聞の意図的な中国へのネガティブキャンペーンをそのまま信じてしまう人が多いのが今の日本人の残念な所だ。この期に及んで、やっと生き残りをかけて中国に投資をする企業も又出てきており成否が注目される。</p>
<p><strong>４．正確な現状認識を拒む心情と妬み<span style="color: #0000ff;"><br />
→今後具体例を正確に把握していく必要がある。</span></strong></p>
<p>以 前から中国に進出した企業は安い人件費のみ求めたり、中国の文化、特に班の意識を充分把握して対応しない場合は進出しても失敗するケースも多かったよう だ。又最近の中国の発展振りに眼をつぶり、良く知ろうとせず、妬む人達も多い。そういった狭い感情を超越して、とにかく交流を深め、違いを理解し、お互い を敬う気持ちが大切である。政冷経熱や戦略的互恵関係等で止まらず、真の互敬関係が必要なのだ。何事もカネ・カネ・カネだけでは真の友人にはなれないの だ。ビジネスでも既に多くの部門でライバル関係になり競争も激しく、成功する中国企業への恐れ・妬みも大きい事情は理解できるが怯んでいてはいけない。昔 満州に進出した日産は、今は厦門の空港で最初に目につく東風日産で生き残っている。</p>
<p><strong>５．人的交流の強化の必要性<span style="color: #0000ff;"><br />
→政府間、学生の交流に止まらず、自治体、民間人の交流も厚くする事が友好平和を齎す。</span></strong></p>
<p>大平正芳元首相が外相の時に田中元首相と共に、毛沢東元主席・周恩来首相らと成し遂げた日中国交回復が歴史的大事業であった事はいくら強調してもし過ぎでは ない。当時それを知ったキッシンジャーが田中元首相をジャップ！と激怒したと言われている。その後も日中の関係が深まる事は米国にとって死活問題であり、 何が何でも阻止したい事のようだ。</p>
<p>＜厦門・華安・泉州観光で知った事＞<br />
１２月 の厦門・泉州の旅行でも眼を瞠る事が多かった。コロンス島の美しさ、伝統芸能の人形劇や音楽の素晴らしさだけでも一見の価値がある。ポルトガルが欲しがっ た風光明媚な島だ。真向かいには台湾領金門島・馬祖島が眼の前にあり、海峡が緊張していた頃に独製の巨大大砲が設置され今も観光用に残っている。厦門の街 も本当にキレイだった。</p>
<p><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2010/12/PC130119.jpg"><img class="size-thumbnail wp-image-161 alignnone" title="PC130119" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2010/12/PC130119-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a>華安土楼前（ドライバーと）</p>
<p>世界遺産の華安土楼は不思議な暖かさを持った宋代以来の客家の共同住宅だ。本当に一見の価値がある。客家は文天祥、<span style="font-family: arial,sans-serif;">孫文、</span><span style="font-family: arial,sans-serif;">鄧 </span><span style="font-family: arial,sans-serif;">小 平、リ・クアン・ユー、李登輝等の著名人が輩出した。華僑の多くが客家出身で、中国の改革開放経済の繁栄を支えた人達と言われている。厦門から高速を車で 2時間半。途中工場地帯漳州市を抜け、バナナ畑、茶畑（天下の銘茶、鉄観音の故郷）を抜けた山里の景観も穏やかで美しい。胡錦濤主席も訪れたそうだ。</span></p>
<p><span style="font-family: arial,sans-serif;">南宋の文天</span>祥 の思想が吉田松陰に繋がったとも言うし、１８９８年西大后のクーデターで日本に亡命した梁啓超は吉田松陰の思想を研究し中国の近代化を夢見たらしい。又日 本人にも馴染みの深い孫文は２０１０年に辛亥革命を起こし２０１２年中華民国の誕生で初代臨時大統領になった。尊崇の対象で中国各地に中山堂があるようだ が、日本亡命時代に日本人妻がいてお孫さんもいるようだ。</p>
<p><span style="font-family: arial,sans-serif;">泉州は仏教、道教、イスラム教の寺が共存する京都・奈良のような歴史の街だった。老子の石像も鎮座している。その前で写真を撮ったが不思議に悠久の風が吹き わたっているように感じられた。泉州通准閣岳廟も参拝客でごった返していたが、おみくじを引いたら売り子の叔母さんが日本人と知ってわざわざ上上の籤を選 んで渡してくれた。</span></p>
<p><span style="font-family: arial,sans-serif;">途中には大理石の卸売の街があった。日本人のお墓の石の多くは福建省産で厦門港から輸入されているらしい。</span><span style="font-family: arial,sans-serif;">海のシルクロードを大航海した英雄、鄭成功記念博物館の船の陳列も素晴らしかった。</span></p>
<p><span style="font-family: arial,sans-serif;">中国の土地が国家所有である事は日本では共産党独裁で立ち退きを強制された例のみ報道されるが、少なくとも計画的な街づくりには極めて有効であると、どの都市へ行っても強く感じる。上海万博も良く中心街に近い所にあれだけ広大な敷地が用意出来たものだと驚かされたものだ。</span></p>
<p><span style="font-family: arial,sans-serif;">本当にどの街も美しく計画的に開発</span><span style="font-family: arial,sans-serif;">整 備されているので、そのお陰で職住近接の人が多いようだ。厦門の２７歳の男性ガイドは街の中心のホテルから車で１０分未満の３７階のビルの２７階に妻と１ 歳８カ月の坊やと暮らしていた。妻は弁護士だが子供が３歳までは働かないという。日本からの観光客激減の逆風にもそれ程めげずに道中お客（私達夫婦のみ） をほったらかして、株の売買を携帯でやって大幅減収の穴埋めをしていた。最終日は自宅マンションに招いてくれて、子供と遊んだり手作りのおいしい夕食を 作ってくれて楽しかった。</span></p>
<p><span style="font-family: arial,sans-serif;">中国の人が好きでない理由に声が大きくうるさいと感じる人は結構多い。主張がはっきりしている事も婉曲さを好む日本人はちょっと苦手だ。しかしそんな事は本当は些細な事だ。遠くて近い中国の発展振りを多くの日本人が目の当たりにしたり、中国人と付き合いを深めれば簡単に乗り越えられる程度の問題だと思う。</span></p>
<p><span style="font-family: arial,sans-serif;">何よりもお互いの言語を理解出来る人材がどの位厚くなっていくかがポイントになるだろう。”言葉を正確に理解する事が文化を知る事”というのは当たり前だが大切な指摘である。</span><span style="font-family: arial,sans-serif;">若 し今の菅政権のような非協調的な首相や、敵対的とも思える前原外相の政権が続いたとしても、日中の交流は必ずより太い友好的なものになっていくと思う。こ の歴史の必然的な流れは止められないであろう。私達も先人や今の日中友好平和促進の中核となって活躍する人達にいろいろ教えて貰い乍ら、あちこちをうろう ろして、ささやかに両国の友好平和に貢献していきたい。</span></p>
<p><span style="font-family: arial,sans-serif;"><em>・参考にした見解<br />
①シンポジウム「日中の未来を考える～東京視点　日中市民交流イベント」2010.12.18　　　　　　</em><br />
白西紳一郎氏（社団　日中協会理事長）や</span><span style="font-family: arial,sans-serif;">可越氏（</span><span style="font-family: arial,sans-serif;">東京視点・日中コミュニケーション代表取締役）達から得た情報。</span><em><span style="font-family: arial,sans-serif;"><em><br />
②「大平正芳生誕１００周年出版記念懇談会」　2010．12.20に参加した方々の</em></span></em><span style="font-family: arial,sans-serif;"><em><span style="font-family: arial,sans-serif;"><em>スピーチ。<br />
辻井喬氏</em></span></em></span><em><span style="font-family: arial,sans-serif;"><em>（日本中国文化交流協会会長）も大平元首相をテーマにした小説があるようだ。<br />
・参考にした書籍        </em></span></em><em><span style="font-family: arial,sans-serif;"><em>大平正芳からいま学ぶ事　</em></span><span><em><span style="font-family: arial,sans-serif;"><span><br />
桜美林大学北東アジア総合研究所（川西重忠所長）</span></span></em></span><em><span style="font-family: arial,sans-serif;"><em><br />
北京外国語大学北京日本学研究センター（徐一平主任）連携</em></span></em></em></p>
<div class='wb_fb_comment'><br/></div>]]></content:encoded>
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		<title>発展中国と好対照の隷米で収奪される日本</title>
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		<pubDate>Thu, 04 Nov 2010 12:46:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[国の財政]]></category>
		<category><![CDATA[米国]]></category>

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		<description><![CDATA[私は最近日本の完全属国化を強要する米国嫌いが強まる一方で、それに対抗する極になる実力を備えて来た中国への関心の [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignright size-full wp-image-83" title="菊２" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/08/菊２.jpg" alt="" width="176" height="144" />私は最近日本の完全属国化を強要する米国嫌いが強まる一方で、それに対抗する極になる実力を備えて来た中国への関心の深まりが顕著になってきている。自立した日本であるにはどうしたら良いか考えると米国一辺倒からアジア重視に軸足を移していく必要があると思う。</p>
<p><strong>＜ＴＰＰ問題＞</strong><br />
TPP加盟問題が浮上している。ＡＳＥＡＮで菅首相は検討するとシンガポールのリーシェンロン首相に表明したそうだ。クリントン国務長官に前原外相がハワイに呼びつけられて命じられた通りの事だ。この二人の関係を見ていると、つくづく厭になる。挙句の果てに前原は農業はＧＤＰの1.5％だから重要では無いと言い出す始末だ。郵政民営化も改革案が一向に論議されず、前原はクリントンから小泉時代に決めた通りに早くやりなさい！牛肉の輸入再開も早くしなさい！と命じられて「ハイ！わかりました」とだけ答えているようにしか見えない。<br />
とにかく菅も前原も米国のいいなりなのである。国内のコメ農家に与える影響をどうするのかを充分検討してからという発想が無いのが信じられない。Ｙｅｓ　Ｓｉｒ（Ｍam？）！から始まるのだ。こんな姿を毎日見せつけられて厭にならない人は、「米国の100％手下の特権官僚やマスコミ」と同様に自立した日本人では無くなっている事を自覚したほうがいい。<br />
とにかく農家の保護が重要である。今後のＴＰＰの推移を見守りたい。</p>
<p><strong>＜中国の勢い＞</strong><br />
胡錦濤首席も温家宝首相も米国に対峙している国のトップとしての風格がある。米国の言いなりで無く巧みに強く対抗しているので日本の隷従振りと違い、貫禄も人間性も強く感じ取れるのだ。日本への対応を見ると、米国以外には中国に対してさえ尊大に振舞う前原外相を嫌っているのは当たり前だが、それなりの大人の配慮を残して対応してくれている。<br />
中国経済は2010年GDPで日本を抜いたと言われているが、この数字はあくまでも白の部分(表に出せる数字）での比較であるようだ。灰と黒の表に出ない賄賂等の経済を入れると既に遥かに上回っていると言われる。旅行者として一端に触れる範囲の印象では、それが本当だろうと感じられる繁栄ぶりだ。クリーンでないくせにクリーンを連呼する国とは大違いのおおらかさだ。<br />
今年訪れた、上海も深センも香港も大連も、その発展振りは目を瞠るものがあるのだ。<br />
文化大革命時代の大変な出来事や、共産党独裁による格差や、人権の抑圧、自由の問題や環境汚染等の多くの矛盾はあるのだろうが、日本人に対する感情が日本のマスコミ報道とは大きく違っている事は中国人と直接触れ合った事のある人なら分かっている事と思う。大部分の人は友好的だ。一部の反日デモはあるが日本の在特会や統一教会等が行うデモが多くの日本人の感情を代表していないのと同じ事なのだ。</p>
<p><strong>＜今後の国際経済の動向の軸は米中関係＞</strong><br />
米ドルの下落は80円を切り75円に向かう事は日本の輸出企業も観念して対策を打っているようだ。米ドル札はリーマンショック以前に比べ2倍程度になっているという。単純に考えれば1米ドル50円になってもおかしくないのだ。これまで中国が米国債を買い支えて来たが、中国は投資先を日本やいろいろな所に投資先を変えようとしている。この米国と中国の攻防が毎日の国際政治経済を見る上で最重要事項なのだ。日本は未だに中国に次ぐ外貨準備を持ってはいるが、それは米国から見ればどうやっていつ奪うかの獲物であるに過ぎない。日本は自立した政治力は殆ど失ってしまっているのだ。</p>
<p><strong>＜反消費税・反戦活動の重要性＞</strong><br />
とにかく現政権が強行しようとしている消費税増税が齎す国民の疲弊、不況の到来、格差の一層の拡大は極めて深刻な事態を招来するだろう。消費税増税・法人税減税は配当を増やし欧米株主に差し出す貢物なのだ。<br />
なし崩し的な軍事行動の拡大は、憲法9条の有名無実化の完成に近付きつつある。米軍の指揮下で世界中どこでも一緒に戦争をやろうとする日本を目指した菅政権。どう歯止めをしていくのか？<br />
表面的には前原外相が駐ロシア大使を呼びつけて又すぐ追い返す等威張り腐っているが、内実は外務・防衛官僚が実質全てを取り仕切っているので政治家の力は全く無力化しつつあり、小沢氏の政治力後退で、米国・官僚による日本の軍国主義化が急進展している段階だ。</p>
<p>微力でも反消費税・反戦活動は重要だ。この事を言い続け、特定の政党に支配されない草の根の活動・連携が重要である。仙谷がネット規制へ乗り出してくる等の強力な切り崩しが始まるであろうが毅然と対峙していく必要がある。ひとりひとりの行動が大切になって来ている。</p>
<div class='wb_fb_comment'><br/></div>]]></content:encoded>
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		<title>隷米屈辱国からの脱皮（その３）民主党代表選挙結果に思う事</title>
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		<pubDate>Sun, 26 Sep 2010 04:37:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[米国]]></category>

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		<description><![CDATA[2010.9.24小沢一郎政経フォーラム懇談会にて １．民主党代表選について この１ヶ月間小沢さんに民主党代表 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/08/P9240174.jpg"><img class="size-medium wp-image-67 aligncenter" title="P9240174" src="http://owljii.com/wp-content/uploads/2012/08/P9240174-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a></p>
<p style="text-align: center;"><span style="font-size: small;">2010.9.24小沢一郎政経フォーラム懇談会にて</span></p>
<p><span style="font-size: x-large;">１．民主党代表選について<br />
</span>この１ヶ月間小沢さんに民主党代表、首相になって貰う為呟き続けたが、残念乍ら結果は菅政権が続く事になった。今回、一連の選挙の経緯をブログ・twitter・NET動画で見続けて来た。そのお陰でマスコミの必死の誘導に影響されない「小沢政権を心の底から待望する」分厚い層の存在とその実情をかなり正確に把握出来た。<br />
又議員個々人の資質・レベルを知ることとなった。菅の代表選の演説（新宿・大阪・札幌等）を聞いて、あれ程の菅の無定見・無節操を見ながらも尚菅に投票する捏造のマスコミ世論迎合議員がこんなに多くいるのかと呆れ果てた。それにしても仙谷・枝野ら元左翼組の陰険さ、あらゆる汚い手段を使うやり方には心底から怒りを覚えた。大学生時代に革マル等がやった半年間のロックアウトや建物破壊を思い出したものだ。彼らは一旦政権奪取に成功したかに見えるが、全く大義のない、国民の為の政策も無いこの人達の政権が長く続く筈がない。そう遠くない将来に誰からも称賛されない惨めな人生が待ち受けているだろう。</p>
<p>今回の代表選の何よりの成果は小沢さんが肉声で全身で国民に向かって語り続けた事である。小沢さんが考えて来た事言い続けて来た事には全くブレが無く、日本の一般的な国民にとって何が利益かという事でありそれを守っていこうという事である。それが<strong><span style="color: #6aa84f;">「国民の生活が第一」</span></strong>に凝縮されているのである。代表選前まで、この事を直接一般国民に語りかける機会が多くなかった点はやや悔やまれるが、今回演説を聞いた多くの判断力のある自分の力で頑張っている人達の心に正確に届き、支持の輪が確実に広がったと思う。</p>
<p>マスコミの昨年春以来の「米国の国益」を優先し、特権官僚との癒着や隷属関係の維持、自らの既得権益死守の執念は凄まじいものがあり、虚報・捏造も辞さない小沢攻撃に呆れ果てるしかない。「政治とカネ」の馬鹿の一つ覚えだけで紙面と報道を構成し続けるマスコミの劣化は日本で最大の害毒になり果てていると言って過言でない。<br />
何故このような事態になって来たかについては、戦前は軍部の広報部門として、戦後は米国の占領政策の協力者として存在し、占領が終わってからも巧妙にずっと情報空間を独占して来た歴史がある。この情報独占体制を打破しようとする小沢さんが彼らの最大の敵なのである。</p>
<p>今回の民主党代表選挙では証拠はないが、党員・サポーター票のうち小沢票の廃棄等の不正があったのではないかと言う意見もあるが私はその可能性も強いのではないかと考えている。マスコミが分かる筈のない党員・サポーター票の動向を事前に発表し続けて、それと符合する結果が出た事に操作があったとのでは？という疑念を持つのが普通の感覚だろう。それで民主党の浮遊議員が菅支持に誘導されてしまった。</p>
<p><span style="font-size: x-large;">２．新政権について<br />
</span>①外交・防衛<br />
前原外相はためらいも全くなく米国の世界戦略に１００%追随する人物と言われているが、本当にその通りで包み隠す事すらしない。まず辺野古移設の徹底推進の為、又札束と脅しで強行突破を図るだろう。今回の尖閣諸島の漁船船長逮捕・拘留延長もわざと日中間に亀裂を作ろうとしているとしか思えない愚かな所業である。前原外相がいる限り、日本の国益が大きく損なわれていく。煽られやすい愚かな国民が少ない事を祈るのみである。防衛大臣は論評外。</p>
<p>②経済関連<br />
無知の菅首相、野田財務相に仙谷官房長官が横から口を出し、素人でも分かる無謀な為替介入をしてしまった。一時的には効くが何時までも持つ筈がなく、いずれ売り崩されて円高は止まらない。三人ともマーケットについての基本的知識が欠落している。自見金融大臣に頑張って貰うしかない。</p>
<p>③司法関連<br />
仙谷官房長官の独壇場。柳田法相は素人でお飾り。検察・仙谷の指示の下で小沢さん（石川議員達も含む）への検察審査会を使ったインチキ攻撃が続く。可視化もしないでマスコミの「政治とカネ」の馬鹿の一つ覚えのワンフレーズを悪用した小沢さん外しの流れが強まる。ブログ・twitter・NET動画連合が更に力を合わせてマスコミに致命的な反撃を加えるべき時も近いと思う。</p>
<p>本当に酷い政権になったものだ。タイトルの「隷米屈辱国脱皮」どころか「隷米屈辱の深化」「完成」に向けて動き出す。この政権の危険性を、<span style="color: #38761d;">「歴史的国難の到来」</span>と捉え、 ここはじっくり力を蓄えつつ民族抵抗戦線を作って対抗していくしかない。</p>
<div class='wb_fb_comment'><br/></div>]]></content:encoded>
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